一年生植物のうちの冬型一年草のことをいう。秋に発芽し、ロゼット型や匍匐(ほふく)状になって越冬(越年)し、翌春、急激に伸長して開花結実し、枯死する。二年生植物と違って、花茎の伸長(抽苔(ちゅうたい))は温度や日長条件によってコントロールされているので、二年生植物のように個体の大きさによって栄養成長が2年以上にわたったりすることはない。野外では耕地や路傍など、冬に他の植物がなくなり裸地化するような立地をうまく利用する。日本ではタネツケバナ、ノミノフスマ、オランダミミナグサ、スズメノテッポウ、イヌガラシなどのように水田、畑などの休耕中に生育する冬型雑草に多い。
[大澤雅彦]
立春から数えて 88日目で,現行暦では5月2日頃にあたる。八十八夜を過ぎればもはや晩霜も終りになるので,農家ではこれを種まきや茶摘み,その他の農作業開始の基準としている。日本では明暦3 (1657) ...