発芽して開花、結実するまでの期間が、もっとも短くて2年かかる草本植物。一年生植物、多年生植物に対する用語であるが、他の二つの用語との区別はあまり明確ではない。一年生植物は地上部の成長に最大のエネルギーを使うが、二年生植物は初めはロゼット葉のみをもち、地下部に光合成産物を蓄えておく。やがて植物が十分な大きさに成長すると抽薹(ちゅうだい)(とう立ち)を開始し、開花結実する。抽薹を開始するにはロゼットの大きさが一定のサイズに達していることが必要で、その植物の齢(れい)には無関係である。一年生植物は、二年生植物と同様、人為的攪乱(かくらん)などの多い立地に侵入する先駆性の種が多い。
[大澤雅彦]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
地表近くで見られる蜃気楼(しんきろう)現象の一種。晩春から夏にかけて、よく晴れた日に熱せられた道路のアスファルト面を遠くから視線を低くして見ると、水たまりがあるように見えることがある。これは地面付近の...