ほい‐とう ‥タウ【陪堂】
② 禅宗で、僧の
飯米をつかさどること。僧の食事のせわをすること。また、その僧やその飯米。
※寛永刊本蒙求抄(1529頃)一〇「求レ米は、十二日の間の陪(ホイ)堂を乞ぞ」
④
金品をもらって回ること。ものごいをすること。また、その人。こじき。〔
日葡辞書(1603‐04)〕
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デジタル大辞泉
「陪堂」の意味・読み・例文・類語
ほい‐とう〔‐タウ〕【▽陪▽堂】
《「ほいどう」とも。「ほい(陪)」は唐音》
1 禅宗で、僧堂の外で食事のもてなし(陪食)を受けること。また、その食べ物。
2 禅宗で、僧の飯米をつかさどること。また、その僧や飯米。
3 他人に食事を施すこと。また、その食事・飯米。
「今夜一夜の―たべ」〈幸若・烏帽子折〉
4 物ごいをすること。また、その人。こじき。ものもらい。ほいと。
「ここかしこ、―しけれども、くれざりければ」〈仮・仁勢物語・下〉
ほい‐と【▽陪▽堂/乞=食/乞=児】
《「ほいとう(陪堂)」の音変化》
1 こじき。
2 いそうろう。食客。
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普及版 字通
「陪堂」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報