聴講(読み)チョウコウ

精選版 日本国語大辞典 「聴講」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐こうチャウカウ【聴講】

  1. 〘 名詞 〙 講義を聴くこと。
    1. [初出の実例]「十科目以上の講義を継続して聴講(チャウカウ)する者には」(出典:閑耳目(1908)〈渋川玄耳〉大学独立資金調達法)
    2. [その他の文献]〔斉書‐裴昭明伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「聴講」の読み・字形・画数・意味

【聴講】ちようこう(ちやうかう)

講義をきく。〔世説新語言語〕劉尹、桓宣武(温)と共に禮記を聽す。桓云ふ、時に心に入るの處り。(すなは)ち咫尺(しせき)玄門なるを覺ゆと。~劉曰ふ。此れ未だ至極に關せず。自(おのづか)ら是れ金殿の語(御前講義)なりと。

字通「聴」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android