al・bi・ta, [al.ƀí.ta]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [女] 〖鉱〗 曹長石.
片状片麻岩
- 岩石学辞典
- 長石と石英の層が,雲母の片状の帯と互層している片麻岩[Cotta : 1862].
リスアレナイト
- 岩石学辞典
- 岩石の破片が25%よりも多く,長石が10%よりも少ない砂岩[McBride : 1963].
かこう‐はんがん〔クワカウ‐〕【花×崗斑岩】
- デジタル大辞泉
- 花崗岩と同じ組成をもつが、石英・正長石などが斑晶はんしょうをなす岩石。
ソーダ角閃岩
- 岩石学辞典
- 輝石,石榴石,雲母,長石,石英などを置き換えた角閃石の仮像からなる片岩[Franchi : 1902].
タマレ岩
- 岩石学辞典
- 霞石に富むカンプトン岩[Tröger : 1935].火山岩の霞石玄武岩に相当する煌斑岩質脈岩[渡辺 : 1935].細粒で玄武岩のような外観の優黒質脈岩…
隠蔽鉱物
- 岩石学辞典
- 岩石を顕微鏡で調べた際には存在が明らかでなく,化学分析によって存在が示唆される鉱物.このような鉱物は結晶を顕微鏡で決定するのには小さすぎる…
はんれい岩 ハンレイガン gabbro
- 化学辞典 第2版
- 深成岩のうち,その組成が塩基性(SiO2の含有が45~52重量%)の粗粒完晶岩.一般に,斜長石,輝石,かんらん石を主要構成鉱物とする.斜方輝石が単斜…
真珠片麻岩
- 岩石学辞典
- 片状片麻岩(schistose gneiss)の一種で,曹長石またはオリゴクレースの小さな円い粒が含まれるもの[Hammer : 1925].長石結節片麻岩(feldspar-k…
こう‐さがん〔カウ‐〕【硬砂岩】
- デジタル大辞泉
- 暗灰色・暗青灰色の硬い砂岩。砂粒は角ばった岩石片や長石・有色鉱物など。グレーワッケ。
ドレリン片岩
- 岩石学辞典
- 滑石緑泥石長石片岩の一種で,ペンニン・アルプス(Pennine Alps),モンブラン(Mt. Blanc)地域に産出[Jurine : 1906].
フェルスパソイダイト
- 岩石学辞典
- 准長石が基本的に一種類で構成される火山岩の一般名である[Johannsen : 1938].
角斑岩
- 岩石学辞典
- 古い地層のみで記載されており,一般に地向斜の環境でスピライトに伴われて産出する.スピライトよりも酸性の岩石で,石英が含まれ,安山岩から石英…
万成石 まんなりいし
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 岡山市万成を模式地として産出する花崗岩の石材名で,万成御影 (みかげ) ともいわれる。半自形の紅色カリ長石を特徴とし,白色の斜長石,石英,黒雲…
流紋質オフィティック組織
- 岩石学辞典
- 流状のオフィティック組織[Lossen : 1892].オフィティック組織の一種で斜長石班晶が多少平行になったもの[Bowes : 1989].
満州岩
- 岩石学辞典
- ガラス質のネフェリン─バサン岩で,斜長石が欠如している岩石[Lacroix : 1928].中国東北部,旧満州(Manchuria)に因む.
カウラ岩
- 岩石学辞典
- 橄欖(かんらん)石玄武岩で斜長石の代わりにアネモウサイト(anemousit)が含まれているもの[Niggli : 1936].アネモウサイトは斜長石とカーネギア…
アルカリ岩 あるかりがん alkali rock
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 他の成分に比べてアルカリ含有量が多い火成岩。通常、石英などのケイ酸鉱物を含まず、特徴的な鉱物としてソーダ輝石、ソーダ角閃(かくせん)石、チタ…
こう‐さがん(カウ‥)【硬砂岩】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 石英や長石などのほかに、相当量の岩石細片や有色鉱物粒を含む砂岩。グレーワッケ。こうしゃがん。
中性岩 ちゅうせいがん intermediate rock
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 火成岩をその化学成分のうちに二酸化ケイ素が占める割合によって分類したとき酸性岩と塩基性岩との中間に位置する岩石。すなわち重量百分率で 66~52…
リューコソム
- 岩石学辞典
- 淡い色合いの石英長石質あるいは長石質の岩相のミグマタイトの部分.深成岩的な外見を持つミグマタイト系列(migmatite suite)の優白質(leucocrati…
マリン岩
- 岩石学辞典
- ネフェリン閃長岩の亜優黒質な変種に相当する岩石[Lawson : 1896].主に輝石,アルカリ長石とネフェリンからなり,輝石(オージャイトまたはエジリ…
ソーダ閃長岩
- 岩石学辞典
- Na-長石に富む閃長岩.有色鉱物には変化があり,バーケヴィ閃石,アルヴェゾ閃石,リーベック閃石,エジリンなどがそれぞれ含まれるものがある[Beck…
ヘルシンキ岩
- 岩石学辞典
- 緑簾石曹長石ペグマタイト.赤色中粒の脈岩で主として矩形の曹長石と放射状の緑簾石からなり,副成分に黒雲母,燐灰石,石英などを含む岩石である[L…
正長岩
- 岩石学辞典
- 中粒から細粒の脈岩で約90%かそれ以上の正長石を含む岩石[Merwin : 1915].
マイクロタイン
- 岩石学辞典
- 新しい火山岩に見いだされるガラスのように透明な斜長石をいう[Loewinson-Lessing & Struve : 1937, Tomkeieff : 1983].
コリンズ(William Wilkie Collins)
- デジタル大辞泉
- [1824~1889]英国の小説家。英国探偵小説の先駆者。作「白衣の女」「月長石」など。
クリシック組織
- 岩石学辞典
- 変成岩で,小さな正長石の粒が薄い雲母片で囲まれている組織[Becke : 1880].
ヴィントル岩
- 岩石学辞典
- 角閃石ドレライトの一種で,ラボラドライトまたはバイトウナイトと褐色角閃石の斑晶を含み,細粒の石基は長石と角閃石からなり少量の石英を含んでい…
オルソライト
- 岩石学辞典
- フランスで雲母閃長岩またはミネットに付けられた岩石名で,正長石と雲母からなる岩石のことである[Lapparent : 1906].
フェルサイト片岩
- 岩石学辞典
- felsite-schist[Naumann : 1849]は緻密な石英長石片岩で,horn-schist[Credner : 1876],felsityte[Kinahan : 1876]などは同義.
フォノリトイドテフル岩
- 岩石学辞典
- 響岩に似た岩石で,塩基性斜長石を含むもの[Rosen-busch : 1908].ヴェトララ岩(vetrallite)と同義.
デイサイト dacite
- 改訂新版 世界大百科事典
- フェルシックなシリカSiO2に富む火山岩の一つ。安山岩や流紋岩との分類基準は場合によって異なり,石基の色指数が10以下で斜長石がアルカリ長石より…
輝緑岩 きりょくがん diabase
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 玄武岩に相当する化学組成をもち、おもに斜長石と輝石からなる火成石。粗粒~細粒(ガラスを含まない)でオフィチック組織(輝石の大きな結晶に、斜…
ウォーレライト
- 岩石学辞典
- ピンカートンが緑色岩(greenstone)の代わりに提案した語で,長石と角閃石からなる岩石[Pinkerton : 1811].
カンプトナイト質モンチク岩
- 岩石学辞典
- 塩基性斜長石とネフェリンがガラス質の石基に含まれるモンチク岩[Lacroix : 1902].
a・ven・tu・rine /əvéntʃuriːn/
- プログレッシブ英和中辞典(第5版)
- [名]1 アベンチュリンガラス(◇金色の微粒子の混ざったガラス).2 《鉱物》砂金石;日長石.━━[形]きらきら輝く.
ヘレフリンタ白粒岩
- 岩石学辞典
- 細粒の石英,長石が成分の高度の変成岩に対してレプタイト(leptite)と同義に用いた名称.ヘレフリンタに似たユーライト(eurite)[渡辺編 : 1935…
飽和
- 岩石学辞典
- 岩石でいう飽和とは,SiO2による岩石の塩基の飽和度の目安で,岩石や鉱物でSiO2に飽和すると遊離珪酸が生じる.さらにAl2O3による塩基の飽和も小分類…
霞岩
- 岩石学辞典
- ネフェリンと輝石が主で,橄欖(かんらん)石を含まない細粒の岩石で,非顕晶質または斑状[Cordier : 1868].橄欖石があれば橄欖石霞岩(olivine nep…
アルコース砂岩
- 岩石学辞典
- 長石を含む砂岩で,時にアルコースと同義に用いられた[Rosenbusch & Osann : 1923, Pettijohn, et al. : 1975].
方曹達岩
- 岩石学辞典
- 完晶質の岩石で主にソーダライトからなり,少量のエジリン,ユーディアライト,アルカリ長石などを含む[Ussing : 1911].
マセドン岩
- 岩石学辞典
- 暗色のNa-粗面岩で斜長石の斑晶を含む岩石である.緻密な粗面岩質の岩石で,アンデシンと黒雲母の斑晶が粗面岩質の石基に散らばって含まれている.石…
玢岩 ひんがん porphyrite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- かつては斑状(はんじょう)組織をもつ火成岩を、アルカリ長石の斑晶を含めば斑岩、斜長石の斑晶を含めば玢岩とよんで区別していた。現在では安山岩ポ…
陶磁器
- 栄養・生化学辞典
- 陶器・磁器類の総称.陶土や良質の粘土を主原料とし,これに長石や石英を混ぜて作ったもの.
ホリオケ岩
- 岩石学辞典
- 曹長石化した輝緑岩で,主として曹長石からなり,他に少量のゾイサイト,方解石,緑泥石などで構成されている.オフィティック構造はそのまま残され…
緑簾石角閃岩相
- 岩石学辞典
- この相は中程度の圧力および温度の条件で形成された変成相で,角閃石─曹長石─緑簾石の鉱物組合せが特徴[Eskola : 1920, 1939].ターナーはこの相を…
ゼーベン岩
- 岩石学辞典
- ホルンフェルスの一種で,長石と菫青石を主要な鉱物として含む岩石[Salomon : 1897].ドイツのゼーベン(Seeben)地方に産出.
クレン岩
- 岩石学辞典
- 赤色の斜長石とマイクロクリンを含む輝緑岩[Henning : 1899].その後にK2OとH2Oに富む輝緑岩質の分化残留物でオフィティック組織をもつ岩石とした…
陶器 とうき earthenware
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 素地(きじ)は多孔性で、器物を不透過性にするために施釉(せゆう)されているもの(ブラッセル命名法による定義)の総称。古い時代からつくられている…