さいぼうびょうりがく【《細胞病理学》】
- 改訂新版 世界大百科事典
細胞質遺伝【さいぼうしついでん】
- 百科事典マイペディア
- 細胞質中の遺伝因子によって生じる遺伝。とくにミトコンドリアや葉緑体のDNAによって支配される遺伝をいう。核内遺伝子とはちがって,母親の卵細胞を…
細胞性免疫【さいぼうせいめんえき】
- 百科事典マイペディア
- 免疫反応のうち,キラーT細胞,マクロファージ,ナチュラルキラー細胞などの細胞が病原体そのものやウイルスなどに感染した細胞,癌細胞などを排除…
細胞状ボーキサイト
- 岩石学辞典
- 巨視的に細胞状構造(cellular structure)が特徴のボーキサイトで,選択的な溶液によって形成された[Valeton : 1972].
体質細胞質 たいしつさいぼうしつ somatoplasm
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 生殖質に対する語。単に体質ともいう。生物の遺伝と生殖に関与する生殖質以外の体物質をいい,ドイツの A.ワイスマンが 19世紀末に,生殖質のみが子…
こうへん‐さいぼう(‥サイバウ)【孔辺細胞】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 植物の気孔を構成する特殊な表皮細胞。ふつう三日月形をした二細胞が相対して、間に小孔が開く。細胞の膨圧変化で開閉し、水分の蒸散を調…
さいぼう‐がんゆうぶつ(サイバウガンイウブツ)【細胞含有物】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 細胞内に後生的に生じる有形の物質をいう。澱粉、グリコーゲン顆粒、油滴などの細胞内貯蔵物質や樹脂、アルカロイドなどの分泌物質など。
さいぼうしつ‐いでん(サイバウヰデン)【細胞質遺伝】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ミトコンドリア、ゴルジ体など、細胞質内の核以外の部分によって伝えられる遺伝現象。非メンデル性遺伝の一つ。植物の葉の斑(ふ)入りなど…
黄色腫細胞
- 栄養・生化学辞典
- →泡沫細胞
しんけいさいぼう‐たい〔シンケイサイバウ‐〕【神経細胞体】
- デジタル大辞泉
- 神経細胞から軸索と樹状突起を除いた部分。伝達された情報の受容体。細胞体。
はくしょく‐しぼうさいぼう〔‐シバウサイバウ〕【白色脂肪細胞】
- デジタル大辞泉
- ⇒白色脂肪組織
ないぶ‐さいぼうかい〔‐サイバウクワイ〕【内部細胞塊】
- デジタル大辞泉
- 《inner cell mass》哺乳類の発生の初期の段階で、胚盤胞の内部に形成される細胞群のこと。外側の細胞は胎盤になり、この内部の細胞塊が生物の本体と…
らんそ‐さいぼう〔‐サイバウ〕【卵祖細胞】
- デジタル大辞泉
- ⇒卵原細胞
すいたい‐さいぼう〔‐サイバウ〕【×錐体細胞】
- デジタル大辞泉
- ⇒錐状体
げんせいしょく‐さいぼう〔‐サイバウ〕【原生殖細胞】
- デジタル大辞泉
- ⇒始原生殖細胞
エヌケーさいぼう‐かっせい〔‐サイバウクワツセイ〕【NK細胞活性】
- デジタル大辞泉
- ⇒NK活性
けっかんないひ‐さいぼう〔ケツクワンナイヒサイバウ〕【血管内皮細胞】
- デジタル大辞泉
- 血管の内側を覆う細胞。血小板の粘着・凝集の抑制、血管の収縮・拡張を調整する物質の放出など、血管を保護するさまざまな機能を担っている。
もうぼ‐さいぼう〔‐サイバウ〕【毛母細胞】
- デジタル大辞泉
- ⇒毛母
セルトリ‐さいぼう〔‐サイバウ〕【セルトリ細胞】
- デジタル大辞泉
- 《Sertoli cell》精巣中で、精細胞に栄養を供給し、精子形成を促す細胞。
けっきゅうが‐さいぼう〔ケツキウガサイバウ〕【血球芽細胞】
- デジタル大辞泉
- ⇒造血幹細胞
さいぼうぞうしょく‐いんし〔サイバウゾウシヨク‐〕【細胞増殖因子】
- デジタル大辞泉
- ⇒成長因子
細胞病理学【さいぼうびょうりがく】
- 百科事典マイペディア
- フィルヒョーの著書。1858年刊。臨床医に対して行った講義をまとめたもの。人体は細胞の共和国にほかならないとし,病気の原因も個々の細胞にあり,…
免疫芽細胞
- 栄養・生化学辞典
- →イムノブラスト
脂肪芽細胞
- 栄養・生化学辞典
- 脂肪細胞に分化する細胞.
エフェクターT細胞
- 栄養・生化学辞典
- Tリンパ球のサブセットのうち,リンホカインなどを分泌して遅延型アレルギーを起こす細胞.
感覚上皮細胞
- 栄養・生化学辞典
- 感覚上皮ともいう.外部刺激の受容を行う上皮細胞.
筋芽細胞
- 栄養・生化学辞典
- 心筋および骨格筋の発生初期にみられる未分化の細胞.増殖して筋細胞に分化する.
筋上皮細胞
- 栄養・生化学辞典
- 外分泌腺の終末部を包む細胞.
細胞質基質
- 栄養・生化学辞典
- →細胞質マトリックス
しんがた‐ばんのうさいぼう〔‐バンノウサイバウ〕【新型万能細胞】
- デジタル大辞泉
- ⇒iPS細胞
原生殖細胞 げんせいしょくさいぼう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 多細胞生物の発生の過程で、生殖腺(せん)の原基ができるとき、生殖細胞のもとになる細胞をいう。原始生殖細胞、始原生殖細胞ともよぶ。高等脊椎(せき…
細胞粘菌類 さいぼうねんきんるい Acrasiomycota
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 真核菌類に含まれる一菌門。栄養体は細胞壁のない単細胞体で、1核か、まれに少数核を含み、粘菌アメーバ、あるいは微小変形体の体制をとる。微小変形…
繊維芽細胞 せんいがさいぼう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 動物の繊維性結合組織の主要な細胞で、外形は細長く扁平(へんぺい)なものが多い。繊維芽細胞は、膠原(こうげん)繊維の形成に関与していると考えられ…
食細胞活動 しょくさいぼうかつどう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 細胞が固形物質を細胞内に取り入れる活動をいい、貪食(どんしょく)または食作用ともよぶ。一方、液体が取り込まれる場合を飲細胞活動という。しかし…
擬細胞体 ぎさいぼうたい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 緑藻植物のミル、イワヅタ、ハネモ、黄緑藻植物のフシナシミドロ、フウセンモ、変形菌類のプラスモデスミウムなどの体のことで、非細胞体ともいう。…
多細胞生物 たさいぼうせいぶつ multicellular organism
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 多くの細胞からなる生物。細胞の独立性や細胞同士の結合の程度はさまざまである。多細胞生物の発達には,細胞の特殊化と分業化が欠かせない。基本的…
しょうこうさいぼう【小孔細胞】
- 改訂新版 世界大百科事典
はいじょうさいぼう【杯状細胞】
- 改訂新版 世界大百科事典
はいのうさいぼう【胚囊細胞】
- 改訂新版 世界大百科事典
えいようまくさいぼう【栄養膜細胞】
- 改訂新版 世界大百科事典
えなめるがさいぼう【エナメル芽細胞】
- 改訂新版 世界大百科事典
さいぼうかんきしつ【細胞間基質】
- 改訂新版 世界大百科事典
細胞遺伝学 さいぼういでんがく cytogenetics
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 細胞学によって研究された事実,たとえば細胞分裂時の染色体の行動,倍数性,異数性などと遺伝の法則との比較を行い,遺伝現象の機構を研究する科学…
こうへんさいぼう【孔辺細胞】
- 改訂新版 世界大百科事典
しんけいがさいぼう【神経芽細胞】
- 改訂新版 世界大百科事典
細胞増殖因子 さいぼうぞうしょくいんし
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
遊走細胞 ゆうそうさいぼう planocyte; amoebocyte
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アミーボサイトまたは変形細胞ともいう。動物体にみられ,細胞の体形が変えられるので,組織の間を自由に移動する細胞。無脊椎動物では,海綿動物の…
せんぼうさいぼう【腺房細胞】
- 改訂新版 世界大百科事典
せめんとがさいぼう【セメント芽細胞】
- 改訂新版 世界大百科事典
こうまく‐さいぼう(‥サイバウ)【厚膜細胞】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 植物の細胞膜の内面がほとんど全面にわたって肥厚した細胞。一般に木化し原形質を失う。多くの種子植物やシダ植物に存在し、集まって厚膜…