いん‐ぜん(ヰン‥)【院宣】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 平安時代以来の文書の様式の一つ。上皇や法皇の仰せをうけて院司の一人が奉者となって書かれる奉書の一種。書止めは「院宣如レ此。悉レ之…
おん‐ぜん(ヲン‥)【温然】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 穏やかなさま。落ち着いたさま。[初出の実例]「温然としてにこやかにほけやかな、人をあしう思はぬ様に」(出典:仁説問…
院宣 いんぜん
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 院司が,院の命をうけて出す奉書形式の文書院庁では院庁下文が公文書で,院宣はむしろ私文書。院政の進むにつれて文書様式が整い,一般政務・荘園行…
完全
- 小学館 和西辞典
- perfección f., integridad f.完全を期する|⌈buscar [perseguir] la perfección完全である設備は完全である|La instalaci…
現前 げんぜん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
門前 もんぜん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 石川県北部,輪島市西部の旧町域。能登半島北西端にある。 1930年町制。 1954年黒島村,諸岡村,七浦村,浦上村,本郷村の5村と合体。 1955年剣地村…
安全 あんぜん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 安全とは元来,危険や災害などによってそこなわれるおそれがない安らかな状態をいうが,生活環境が複雑化し,予測しがたいさまざまな危険性の内在し…
しんぜん【真然】
- 改訂新版 世界大百科事典
じんぜん【尋禅】
- 改訂新版 世界大百科事典
きんぜん【靳全】
- 改訂新版 世界大百科事典
【完繕】かんぜん
- 普及版 字通
- 完全に繕う。字通「完」の項目を見る。
【偃然】えんぜん
- 普及版 字通
- やすらかなさま。〔荘子、至楽〕人且(は)た偃然として室に寢ぬるに、我(われ)(けうけう)然として隨ひて之れを哭す。自ら以爲(おも)へらく、命にぜず…
【黶然】えんぜん
- 普及版 字通
- かくす。字通「黶」の項目を見る。
【听然】きんぜん
- 普及版 字通
- 大いに笑うさま。漢・司馬相如〔上林の賦〕是(むぜこう)、听然として笑うて曰く、楚は則ち失せり。而して齊も亦た未だ得たりと爲さず。字通「听」の…
【近前】きんぜん
- 普及版 字通
- 接近する。字通「近」の項目を見る。
【牽染】けんぜん
- 普及版 字通
- 牽連する。字通「牽」の項目を見る。
【謇然】けんぜん
- 普及版 字通
- 謇謇。字通「謇」の項目を見る。
【渾然】こんぜん
- 普及版 字通
- 完全にまとまる。唐・韓〔襄陽于相公に上(たてまつ)る書〕閣下、超卓の奇材をひ、雄剛の俊を(やしな)ふ。渾然天、岸(はんがん)(際限)ること無し。…
【跟前】こんぜん
- 普及版 字通
- 足下。字通「跟」の項目を見る。
【進膳】しんぜん
- 普及版 字通
- 進食。字通「進」の項目を見る。
【珍膳】ちんぜん
- 普及版 字通
- 珍羞。字通「珍」の項目を見る。
【陳膳】ちんぜん
- 普及版 字通
- 列べた膳。字通「陳」の項目を見る。
【腆然】てんぜん
- 普及版 字通
- はにかむ。字通「腆」の項目を見る。
【殿前】でんぜん
- 普及版 字通
- 御殿の前。唐・王昌齢〔殿前曲、二首、一〕詩 貴人の妝(しやうそ)、殿に催し 香風は吹いて殿後より入り來(きた)る字通「殿」の項目を見る。
【村前】そんぜん
- 普及版 字通
- 村外れ。字通「村」の項目を見る。
【洗然】せんぜん
- 普及版 字通
- さっぱりとするさま。字通「洗」の項目を見る。
【湛然】たんぜん
- 普及版 字通
- 水をたたえて、静かなさま。〔捜神記、二十〕數日ならずして、果して大雨あり。大石中、一井を裂開するを見る。其の水湛然たり。、蓋(けだ)し此の井…
【澹然】たんぜん
- 普及版 字通
- しずかで安らか。〔五雑組、人一〕余(われ)、高壽の人を見るに、多く能くをひ、りに之れを用ひず、其の心澹然として、營求する無し。字通「澹」の項…
【繁然】はんぜん
- 普及版 字通
- 多い。字通「繁」の項目を見る。
【紛然】ふんぜん
- 普及版 字通
- いり乱れるさま。〔漢書、芸文志序〕戰國從衡(縦横)、眞僞爭し、子の言、然として亂(かうらん)す。秦に至りて之れを患(うれ)へ、乃ちを燔滅して、…
【安全】あんぜん
- 普及版 字通
- 危うげなく、無事。〔顔氏家訓、風操〕兵は凶にして戰ひはし。安のに非ず。古(いにしへ)天子は喪して以て師に臨み、將軍は凶門を鑿(うが)ちて出でた…
フロログルシノール フロログルシノール phloroglucinol
- 化学辞典 第2版
- 1,3,5-benzenetriol.C6H6O3(126.12).各種の植物成分中に配糖体として存在し,フロレチンの分解によって得られた.合成的には,1,3,5-トリニトロベ…
ジアゾ化 じあぞか diazot(iz)ation
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 芳香族第一アミンを亜硝酸と反応させてジアゾニウム塩をつくる反応をいう。この反応をアニリンを例にとって示すと、次式のようになり、ベンゼンジア…
ストックホルム条約 すとっくほるむじょうやく Stockholm Convention
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 正式名称は「残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約Stockholm Convention on Persistent Organic Pollutants」。POPs(ポップス)(Persistent…
雲仙〔市〕 うんぜん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 長崎県南東部,島原半島の北部から西部を占める市。北は有明海,西は橘湾に面する。市名の由来である雲仙岳を取り囲むように位置する。2005年国見町…
もんぜん【門前】
- 改訂新版 世界大百科事典
そん‐ぜん【樽前】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 たるの前。酒樽の前。転じて、酒宴の席。[初出の実例]「座上猶憑文挙語、樽前莫レ倦数杯頻」(出典:田氏家集(892頃)上・立春日過藤侍中…
めん‐ぜん【面前】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 目の前。まのあたり。見ている前。[初出の実例]「面前開短楽、別後悲長愁」(出典:懐風藻(751)七夕〈藤原史〉)「教師の面前に於て」(…
こん‐ぜん【婚前】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 結婚する前。結婚以前。
こん‐ぜん【渾然・混然】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙① 別々のものが一体となっていて区別がつかない状態であるさま。[初出の実例]「震旦の世の始をいへるに、万物混然として…
くん‐ぜん【醺然】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 酒に酔って気持のよいさま。[初出の実例]「其酒を飲むや僅に一二小瓶をす時は醺然として酔ひ」(出典:三酔人経綸問答(1…
ざん‐ぜん【嶄然】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 ( 「嶄」は高くけわしい意 ) 一段高くぬきんでているさま。ひときわ目立つさま。[初出の実例]「好眺山の景たる、背には…
ちん‐ぜん【珍膳】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 めずらしい料理。珍肴。珍羞。珍饌。[初出の実例]「春往秋来、所レ視者珍膳之甘苦」(出典:本朝文粋(1060頃)一四・村上天皇為母后四十…
てん‐ぜん【填然】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 ( 「填」は鼓の音の意 ) 太鼓が盛んに鳴るさま。〔孟子‐梁恵王・上〕
尋禅 (じんぜん)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 943-990 平安時代中期の僧。天慶(てんぎょう)6年生まれ。藤原師輔(もろすけ)の10男。母は雅子(がし)内親王。天台宗。比叡(ひえい)山で良源に顕密二…
かん‐ぜん(クヮン‥)【完然】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 完全なさま。[初出の実例]「今や眼を放て日本全国を通覧するに、完然恰当の一新図按を創考すべき能力あるもの蓋し鮮し」…
かん‐ぜん(クヮン‥)【渙然】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 解けるさま。疑問、迷いなどが解けるさま。[初出の実例]「而後にたちかへり見れば、渙然たる太平の世也」(出典:土井本…
かん‐ぜん(クヮン‥)【勧善】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 善行を勧めること。[初出の実例]「勧善の書にねんごろにのせたぞ」(出典:玉塵抄(1563)一〇)[その他の文献]〔漢書‐賈誼伝〕
きん‐ぜん【近前】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 前に進み出ること。前の方に近づくこと。[初出の実例]「今始得レ易、漸次近前、非二学問一不レ楽、非二学問一不レ言」(出典:童子問(170…
けん‐ぜん【顕然】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用ナリ・タリ 〙 あきらかに現われるさま。はっきりしているさま。あきらかなさま。けんねん。[初出の実例]「右件杣四至并御牧四至…