かみ‐のう【神能】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 神をシテ(主役)とする能楽。神物(かみもの)。[初出の実例]「しからば神能のたぐひに、きんらんのかり衣など、きるまじ事なれど」(出典…
かみ‐はちまん【神八幡】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 副詞 〙 ( 「はちまん」は「八幡神も照覧あれ」の意で、武士の誓いのことば ) 八幡の神に誓って、いつわりのないこと。決して。たしかに。神かけ…
かみ‐もうで(‥まうで)【神詣】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 神社に参詣(さんけい)すること。神まいり。おまいり。[初出の実例]「誓ひすぐなる神詣で、宮路や絶えせざるらん」(出典:叢書本謡曲・伏…
かみ‐やつこ【神奴】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 神社に属して掃除など雑役に当たった賤民。かみのやつこ。かみのみやつこ。かんやつこ。[初出の実例]「賜二依羅宿祢姓一。神奴意支奈、祝…
かむ‐あが・る【神上】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ⇒かんあがる(神上)
かぐら‐どう(‥ダウ)【神楽堂】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 神社の境内にあって、里神楽を演ずる建物。神楽殿。神楽屋。[初出の実例]「神楽堂(カグラダウ)の舞姫みなみなとしはよれ共、是も女とお…
ぜん‐しん【善神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「ぜんじん」とも )① よい神。⇔悪神。[初出の実例]「其他(そのほか)『ヨマラ』。『ジュマラ』等を善神(ゼンジン)とし『ペルケル』を魔…
さる‐がみ【猿神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 猿を神または、その眷属(けんぞく)としてうやまいまつるもの。[初出の実例]「飛弾国猿神、止生贄語」(出典:今昔物語集(1120頃か)二六)
おくれ‐がみ【後神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 臆病神のこと。[初出の実例]「世の中の女は武士のおくれ神」(出典:雑俳・ぬり笠(1697))
いん‐しん【陰神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 女の神。めがみ。⇔陽神。[初出の実例]「其次沙土煮尊世に出たまへり、此陰神にして女なり」(出典:神道集(1358頃)一)
かみ‐あれ【神荒】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =かみかえり(神帰)の荒れ[初出の実例]「神荒(カミアレ) 今日多風烈、俗伝、諸神帰レ自二出雲国一故曰二諸神還幸荒一」(出典:日次紀事…
かみ‐いじり(‥いぢり)【神弄】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 誠の信心からではなく、みえや形式だけで神参りすることをとがめていう語。神いびり。神せせり。神なぶり。[初出の実例]「小さん坊、無性…
かみおか‐の‐やま(かみをか‥)【神岡山】
- 精選版 日本国語大辞典
- 奈良県中部、明日香村にある雷岡(いかずちのおか)の別称。神岳山。雷岳山。[初出の実例]「神岡山 カミヲカノヤマ」(出典:文明本節用集(室町中))
かみ‐おくり【神送】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 陰暦一〇月は諸国の神々が出雲大社に参集するとされるところから ) 九月末日から一〇月一日にかけての夜、旅立つ神を送るために行なう…
かみ‐がかり【神懸・神憑】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 神に祈っているうちに恍惚状態になり、異様な動作をしたり、あらぬことを口走ったりして、神の霊がその人に乗りうつったかと思われるよ…
かみ‐がくれ【神隠】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 神の姿が見えなくなること。また、貴人の死。[初出の実例]「ゆふしでに立ち紛れて、神隠れになりにけりや」(出典:光悦本謡曲・賀茂(14…
かみ‐がたり【神語】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 神が人にのりうつって神意を告げること。託宣(たくせん)。[初出の実例]「さもあらたなる。飛行を出だして。神語りするこそ恐ろしけれ」(…
かみ‐きしょう(‥キシャウ)【神起請】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 神に誓いを立てて、もしこれにそむけば罰を受けてもよいと請い願うこと。また、その文章。[初出の実例]「いれほくろ神きしゃう血きしゃう…
かん‐なおび(‥なほび)【神直】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「かむなほび」と表記 ) 神秘な、事を正す力のはたらきによって、物事をよい状態にもどすさま。[初出の実例]「咎過あらむ…
かん‐なめ【神嘗】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「かむなめ」とも表記 ) 「かんなめさい(神嘗祭)」の略。[初出の実例]「祈年・月次・神嘗・毎年大嘗等祭。為二中祀一」(出典:拾芥抄…
kamí-gákari, かみがかり, 神懸[憑]り
- 現代日葡辞典
- (<…1+kakáru)1 [神霊が人の体に乗り移ること;また乗り移った人] A possessão por forças sobrenaturais;o possesso [ins…
神異 しんい
- 日中辞典 第3版
- 神异shényì,神奇shénqí,神怪shénguài.
神拝 しんぱい
- 日中辞典 第3版
- 拜神bàishén,到神社去参拜dào shénshè qù cānbài.
神鹿 しんろく
- 日中辞典 第3版
- 神社院内养的鹿shénshè yuàn nèi yǎng de lù.
【神幄】しんあく
- 普及版 字通
- 神殿。字通「神」の項目を見る。
【神渥】しんあく
- 普及版 字通
- 厚恩。字通「神」の項目を見る。
【神医】しんい
- 普及版 字通
- 名医。字通「神」の項目を見る。
【神叡】しんえい
- 普及版 字通
- 神睿。字通「神」の項目を見る。
【神遇】しんぐう
- 普及版 字通
- 感覚を離れ、心のはたらきで接する。〔荘子、養生主〕今の時に方(あた)りて、臣、(こころ)を以てひ、目を以てず。官知止まりて、欲行はる。字通「神…
【神景】しんけい
- 普及版 字通
- 霊光。字通「神」の項目を見る。
【神譴】しんけん
- 普及版 字通
- 神罰。字通「神」の項目を見る。
【神賛】しんさん
- 普及版 字通
- 神祐。字通「神」の項目を見る。
【神思】しんし
- 普及版 字通
- 心が自在にはたらく。〔文心雕竜、神思〕古人云ふ、形(身)は江の上(ほとり)に在るも、心は魏闕(ぎけつ)(宮城)の下(もと)に存すと。思の謂(いひ)…
【神芝】しんし
- 普及版 字通
- 霊芝。字通「神」の項目を見る。
【神駿】しんしゆん
- 普及版 字通
- 駿馬。字通「神」の項目を見る。
【神粋】しんすい
- 普及版 字通
- 神明純一。字通「神」の項目を見る。
【神清】しんせい
- 普及版 字通
- 清らか。字通「神」の項目を見る。
【神迹】しんせき
- 普及版 字通
- 奇迹。字通「神」の項目を見る。
【神衷】しんちゆう
- 普及版 字通
- 神意。字通「神」の項目を見る。
【神廚】しんちゆう
- 普及版 字通
- お供え所。字通「神」の項目を見る。
【神伝】しんでん
- 普及版 字通
- 神授。字通「神」の項目を見る。
【神游】しんゆう(いう)
- 普及版 字通
- 心が自在に他に遊ぶ。〔列子、黄帝〕~晝寢(い)ねて、に胥氏の國(夢の中の、理想の国)に游ぶ。胥氏の國は~齊國を斯(さ)ること、千里なるを知らず…
【神羊】しんよう(やう)
- 普及版 字通
- 神判に用いた羊。豸(かいち)。〔後漢書、輿服志下〕法冠、~法を執る之れをす。~之れを豸冠と謂ふ。豸は羊、能く曲直を別つ。楚王嘗(かつ)て之れを…
【神略】しんりやく
- 普及版 字通
- 神謀。字通「神」の項目を見る。
【神廬】しんろ
- 普及版 字通
- 神祠。字通「神」の項目を見る。
【鍼神】しんしん
- 普及版 字通
- 縫い上手。字通「鍼」の項目を見る。
【子神】ししん
- 普及版 字通
- ねずみ。字通「子」の項目を見る。
【青神】せいしん
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- 春の神。字通「青」の項目を見る。
【船神】せんしん
- 普及版 字通
- ふなだま。〔北戸録、鶏骨卜〕南方除(鬼やらい)の夜、將(まさ)にを發せんとするにび、皆鷄をし、骨を擇びて卜を爲す。古法を傳ふるなり。占吉なれ…
【穀神】こくしん
- 普及版 字通
- 谷神。字通「穀」の項目を見る。