だて‐もの【伊達者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =だてしゃ(伊達者)〔ロドリゲス日本大文典(1604‐08)〕[初出の実例]「二番にだてものと云も、武道の役にたつ人にて候」(出典:甲陽軍…
たな‐もの【店者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 商店に勤める者。番頭、手代、丁稚(でっち)など。商家の奉公人。おたなもの。[初出の実例]「柳橋を渡らんとすれば左右の船宿にては、店(…
しんざん‐もの【新参者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 あらたに仕えた人。また、新しく仲間に加わった人。新参。新入り。新座衆。新座者。[初出の実例]「『此新参者が、何をこざかしく云ふぞ』…
しんじん‐しゃ【信心者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 特定の宗教を信仰する人。〔日葡辞書(1603‐04)〕
しんせい‐しゃ【申請者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 申請する人。申請人。[初出の実例]「申請者反対給付を為すに非ざれば」(出典:民事訴訟法(明治二三年)(1890)三八二条)
そそり‐もの【そそり者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 浮かれ騒ぐ人。また、遊里をひやかしてまわる人。嫖客(ひょうかく)。そそりびと。[初出の実例]「絵双紙売〈略〉愚なる男女老若の分なく、…
そっき‐しゃ(ソクキ‥)【速記者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 速記術で、口述・講演などを速記する人。速記を業とする人。[初出の実例]「貴衆両議員速記者諸君の賞賛を請け」(出典:風俗画報‐七三号(…
しゅっせ‐しゃ【出世者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 世俗を捨て仏道にはいった者。僧侶。出家。[初出の実例]「其本意真実に仏道を志し、解脱を期する心ならば出世者也」(出典:米沢本沙石集…
しゅのう‐しゃ(シュナウ‥)【首脳者・主脳者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 集団や組織などで中心となる人。主脳。[初出の実例]「直接生産に関与せぬ係りは、その主脳者を除いた他はおほかたこの雇員に属して居る」…
せいさん‐しゃ【生産者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 生産する者。生活に必要なものをつくりだす人。生産に従事する者。〔仏和法律字彙(1886)〕② 生物学で、自然界において無機物から有機…
せいしょく‐しゃ【聖職者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 僧侶や司祭など、宗教的に人を教え導く神聖な職に従事している人。また、教師にいうこともある。[初出の実例]「この田舎町では依然として…
せいぞう‐しゃ(セイザウ‥)【製造者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 物品・商品を製造する人。製造人。[初出の実例]「海人はこの海綿を取り、製造者はこれを絞りて肉を去り、日に晒してよく打ち」(出典:日…
せっかち‐もの【せっかち者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① せっかちな人。性急な人。② しっかりした人。気丈な人。しっかりもの。[初出の実例]「出店まで仕出したる程の節可智者(セッカチモノ)、…
せつりつ‐しゃ【設立者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 設立した人。機関、組織などを新しくつくった人。設置者。[初出の実例]「社団法人の設立者は定款を作り」(出典:民法(明治二九年)(189…
でいり‐もの【出入者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 定まった家に商売や仕事のために出入りしている職人・商人など。また、祝儀・不祝儀の手伝いに来る人。出入り人。出入りの者。[初出の実…
てかけ‐もの【手掛者・妾者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =てかけ(手掛)④[初出の実例]「諸姫と云はへしたる者てもなうて、手かけものの子ぢゃぞ」(出典:史記抄(1477)七)
てまえ‐しゃ(てまへ‥)【手前者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 暮らし向きの豊かな人。裕福な人。資産家。富豪。てまえよし。〔俳諧・類船集(1676)〕[初出の実例]「日本一番のやり手の手前者(テマヘ…
だいふく‐しゃ【大福者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 非常な金持。大福長者。[初出の実例]「我は都去大福者(タイフクシャ)に、家久しく四かくなる箱に入ておさめ置れ」(出典:浮世草子・好色…
ど‐しゃ【度者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。剃髪出家することを許された者。得度者。年分(ねんぶん)度者と臨時度者とがある。[初出の実例]「奉二八幡神宮秘錦冠一頭、金字最勝…
せんかく‐しゃ【先覚者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 他に先んじてそのことが大事であることを悟り、研究し、実行する人。くさわけ。また、時代の流れを他の人より先に察知した人。[初出の実…
せん‐しゃ【占者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「せんじゃ」とも ) うらないをする人。売卜者。〔儀礼‐士喪礼〕
そうこ‐しゃ(サウコ‥)【操觚者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 文筆に従事する人。著述者、編集者、新聞・雑誌の記者など。操觚家。[初出の実例]「喝采の声価を得たる操觚者(サウコシャ)の歓喜の余りに…
てんもんがく‐しゃ【天文学者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 天文学を研究する人。天文家。〔具氏博物学(1876‐77)〕
てんもん‐しゃ【天文者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「てんもんじゃ」とも ) 天体の運行を見て吉凶を占う人。また転じて、占いをする人。〔書言字考節用集(1717)〕
どうはん‐しゃ【同伴者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 同伴する人。いっしょに連れだって行く人。[初出の実例]「同伴者は新井省吾稲垣示の両氏なりしが」(出典:妾の半生涯(1904)〈福田英子…
どうらく‐もの(ダウラク‥)【道楽者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 道楽をする人。酒色や博打(ばくち)などにふける、不品行な人。じだらく者。放蕩者。[初出の実例]「その身どうらくものにて、親勘当した…
ちょうしゅ‐しゃ(チャウシュ‥)【聴取者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 聞き取る人。② 特に、ラジオ番組を聴く人。[初出の実例]「相撲放送をやった先輩のアナウンサー松内さんは、この間によく川柳などを飛ば…
たんにん‐しゃ【担任者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ある物事を専門に受け持つ人。ある事柄の直接責任者。担当者。[初出の実例]「鐘紡式工場では部長のことを『担任者』と呼び一等から四等ま…
じょ‐しゃ【序者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 歌会・詩会などで、序を書く役の者。[初出の実例]「参二大学寮釈奠一、儀如レ例、依レ無二序者一、令レ召二進士致任一之間、已及二深更一…
しょしん‐しゃ【初心者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 学芸や武芸などを習いはじめたばかりの人。未熟な人。[初出の実例]「隅坐と云は、相対して囲レ碁処に、其そばにをるを云ぞ〈略〉諸事に…
しょしん‐もの【初心者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 世なれないもの。うぶなもの。しょしんしゃ。[初出の実例]「おとこよりやりかくる事、初心者(ショシンモノ)や田舎もののする事にて、道者…
しょゆう‐しゃ(ショイウ‥)【所有者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =しょゆうぬし(所有主)〔整理公債条例(明治一九年)(1886)〕[初出の実例]「かう言ふ世間智の代表的所有者は」(出典:侏儒の言葉(1…
こうせん‐しゃ(カウセン‥)【交戦者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 交戦軍。また、それを構成する人々。戦闘員と非戦闘員を含む。[初出の実例]「交戦者は、害敵手段の選択上無限の権利を有することなし」(…
ざれ‐もの【戯者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ふざけた、こっけいなことをする者。おどけもの。[初出の実例]「少将の乳母とかやいひて、大納言の五節に、出でたりしざれものにや」(出…
さん‐しゃ【算者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「さんじゃ」とも ) 計算のたっしゃな人。算術の達人。算師。[初出の実例]「扨も扨も、こなたは殊の外の算者で御座る」(出典:虎寛本狂…
さいけん‐しゃ【債権者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 債権をもっている者。債務者という特定の人に対して、一定の行為(給付)をなすべきことを要求できる者。債主。⇔債務者。〔英和外交商業…
ざいごう‐もの(ザイガウ‥)【在郷者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 田舎育ちの者。田舎から出てきた者。田舎者。ざいごうびと。[初出の実例]「かかる所へ在郷者(ザイゴウもの)と見えて若き者五六人詣でて」…
しゅうとく‐しゃ(シフトク‥)【拾得者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 他人の遺失物を拾得した人。
しょう‐しゃ(セウ‥)【少者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 年の若い人。年少者。幼者。[初出の実例]「老者は竟に豹変の望なくして少者は唯面を革めたる耳なれはなり」(出典:明六雑誌‐三二号(1875…
しおき‐もの【仕置者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 刑罰を受ける者。処刑さるべき者。罪人。[初出の実例]「男の段は悪事かさなり此たび仕置者なれども」(出典:浮世草子・本朝桜陰比事(16…
すうがく‐しゃ【数学者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 数学を専門的に研究する人。数学家。〔英和対訳袖珍辞書(1862)〕[初出の実例]「数の連続を以てインフィニテー(無限)を式で示さうとす…
びんぼう‐もの(ビンバフ‥)【貧乏者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =びんぼうにん(貧乏人)[初出の実例]「愚僧がやうな貧乏者(ビンボウモノ)も、時々一つ買もいたせ」(出典:談義本・当風辻談義(1753)…
ふうふ‐もの【夫婦者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 夫婦である男女。[初出の実例]「身形りの立派なる夫婦ものが」(出典:花間鶯(1887‐88)〈末広鉄腸〉中)
ふりゅう‐ざ(フリウ‥)【風流者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 新奇な考案をする人。かわった趣向をこらす人。[初出の実例]「この花山院は、風流者にさへおはしましけるこそ」(出典:大鏡(12C前)…
べんご‐しゃ【弁護者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 弁舌をもって、当事者を擁護する人。弁護人。[初出の実例]「所謂自由の辯護者、民権の率先者、天下の志士を以て任し」(出典:将来之日本…
へんしつ‐しゃ【変質者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 精神病には至らないまでも、正常な人と異なって気質や性格に異常が認められる者。〔現代新語辞典(1919)〕② 犯罪ないし反社会的行動を…
かがいしゃ 加害者
- 小学館 和伊中辞典 2版
- attentatore(男)[(女)-trice];persecutore(男)[(女)-trice]
きょうけつしゃ 供血者
- 小学館 和伊中辞典 2版
- donatore(男)[(女)-trice]di sa̱ngue
もくげき‐しゃ【目撃者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ある事柄が起こるのを、実際にその場にいて見た人。〔英和商業新辞彙(1904)〕
よげん‐しゃ【予言者・預言者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 予言をする人。予言をする能力のある者。[初出の実例]「預言者国王、僧徒等、各権勢を分領し、互ひに争競するを以て」(出典:代議政体(…