こぼれ‐そ・む【零初】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 マ行下二段活用 〙 あふれはじめる。流れはじめる。[初出の実例]「忍ぶれど涙こぼれそめぬればをりをりごとにえ念じえず」(出典:源氏物語…
くれ‐かか・る【暮掛】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 日が暮れようとする。暮れ方になる。[初出の実例]「くれかかりぬれどおこらせ給はずなりぬるにこそは、あめれ」(出典:源…
かしずき‐いだ・す(かしづき‥)【傅出】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 大切に育てて世の中へ出す。大事に育てて一人前に仕立てる。[初出の実例]「思ふさまにかしづきいだして見むと」(出典:源…
かすみ‐あ・う(‥あふ)【霞合】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 ともにかすむ。一様にかすむ。全体がぼんやりする。[初出の実例]「花の木ども、〈略〉そこはかとなくかすみあひて」(出典…
かた‐ごころ【片心】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「かたこころ」とも ) 少し心に留めること。少しの関心。微意。[初出の実例]「らうたげなる姫君の物思へる見るに、かた心つくかし」(出…
かたらい‐びと(かたらひ‥)【語人】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 語り合う相手。相談する人。頼みとする人。[初出の実例]「小侍従といふかたらひ人は、宮の御侍従の、乳母の女なりけり」(出典:源氏物語…
かたらい‐あわ・す(かたらひあはす)【語合】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 サ行下二段活用 〙 互いに語り合う。相談する。[初出の実例]「いかがはつかまつるべからむ。かたらひあはすべき人もなし」(出典:源氏物語…
きき‐あつか・う(‥あつかふ)【聞扱】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 ハ行四段活用 〙 聞いてあれこれ世話をする。[初出の実例]「何となく次々まぎれつつすぐして、ききあつかはぬ御琴の音の」(出典:源氏物語…
きえ‐とま・る【消止】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 消えないで、残りとどまる。消え残る。[初出の実例]「きえとまるほどやは経べきたまさかに蓮のつゆのかかるばかりを」(出…
かき‐すさ・ぶ【書遊】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 バ四段活用 〙 慰みに書く。興にまかせて書く。かきすさむ。[初出の実例]「畳紙(たたうがみ)に手習のやうにかきすさび給ふ」(出典:源氏物…
かぎり【限】 の 事((こと))
- 精選版 日本国語大辞典
- 死者の冥福(めいふく)を祈ること。追善。供養。法事。[初出の実例]「院ぞ、御心地を〈略〉あながちにしづめ給ひて、かぎりの御ことどもし給ふ」(出典…
おも‐ぶき【趣】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =おもむき(趣)[初出の実例]「おほやけざまにて、さる所のことをつかさどり、まつりごとのおもぶきをしたため知らむことは」(出典:源…
おおやけ【公】 の 後見((うしろみ))
- 精選版 日本国語大辞典
- 天皇の政治を助けること。また、その人。摂政。関白。[初出の実例]「ただ人にて、おほやけの御うしろみをするなん、行くさきも頼もしげなめること」(…
おこない‐がち(おこなひ‥)【行勝】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容動詞ナリ活用 〙 仏道修行に専心して日を送るさま。[初出の実例]「行くすゑ短かう、物心ぼそくて、おこなひがちになりにて侍れば」(出典:源…
おさな‐ごころ(をさな‥)【幼心】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 幼児の心。幼い時の気持。子供心。わらわ心。おさなごこち。[初出の実例]「そこはかとなくあはれと見奉り給ひし御おさな心も」(出典:源…
おしみ‐とど・む(をしみ‥)【惜止】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 人との別れを惜しんでひきとめる。惜しみとむ。[初出の実例]「命の限りあるものなれば、おしみとどむべき方なし」(出典…
うまぞい‐わらわ(うまぞひわらは)【馬副童】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 うまぞいをつとめる童。[初出の実例]「大殿腹の若君、限りなくかしづきたてて、むまぞひわらはのほど、皆つくりあはせて」(出典:源氏物…
そうぶ‐がさね(サウブ‥)【菖蒲襲】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =しょうぶがさね(菖蒲襲)[初出の実例]「さうぶがさねのあこめ、二藍(ふたあゐ)の羅(うすもの)の汗衫(かざみ)着たる童べぞ」(出典:源…
そら【空】 を 仰((あお))ぐ
- 精選版 日本国語大辞典
- 空を見上げる。感動したり嘆息したりしたときにする動作。[初出の実例]「女ばらも、空をあふぎてななむ、そなたに向きて、喜びきこえける」(出典:源…
とじめ【閉】 の 事((こと))
- 精選版 日本国語大辞典
- 葬送の事。葬事。葬儀。[初出の実例]「とてもかくても、同じ言ふかひなさなれど、とぢめのことをしも、山賤の謗りをさへ負ふなむ、ここの為も、から…
とう【頭】 の 少将((しょうしょう))
- 精選版 日本国語大辞典
- 近衛少将で蔵人(くろうど)の頭(とう)を兼ねている者。[初出の実例]「御子の君だち、右大弁、侍従の宰相、権中将、とうの少将、蔵人の兵衛すけなど」(…
すき‐ごこち【好心地】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 好色な心の傾向。恋の情緒に引かれがちな気分。[初出の実例]「若きほどのすき心ちには、この人をとまりにとも思ひとどめ侍らず」(出典:…
すくせ‐すくせ【宿世宿世】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人それぞれの前世からの因縁。[初出の実例]「おのづからすくせすくせに人となり立ちぬればおろかに思ふもなきわざなるを」(出典:源氏物…
ふげん‐こう【普賢講】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 普賢菩薩の功徳をたたえる法会。[初出の実例]「月ごとの十四、五日・晦日の日行はるべき、ふけむかう・阿彌陀・釈迦の念仏の三昧をば」(…
ふみ‐なら・す【踏鳴】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 踏んで音をたてる。踏んで鳴りひびかせる。[初出の実例]「物の足音、ひしひしとふみならしつつ、後より寄り来る心地す」(…
ふき‐か・う(‥かふ)【吹交】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 風があちらこちらから入り乱れて吹く。吹きかわす。[初出の実例]「ふきかふ風も近きほどにて斎院にもきこえ給けり」(出典…
つま‐びき【爪弾】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 琴・三味線などを指先ではじいて鳴らすこと。つめびき。[初出の実例]「つまひきに、いとよく合はせて、ただ少し、かきならい給ふ」(出典…
ちご‐おい(‥おひ)【稚児生】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 おさないころの成長していく様子。幼生(おさなおい)。[初出の実例]「大将などのちごおひ、ほのかにおぼしいづるには似給はず」(出典:源…
ながめ【眺】 の 空((そら))
- 精選版 日本国語大辞典
- もの思いをしながらながめる空。多く「ながめ」に「長雨」を掛ける。[初出の実例]「心の通ふならば、いかに、ながめの空も物忘れし侍らむ」(出典:源…
ながめ‐ふ・す【眺臥・眺伏】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 サ行四段活用 〙 物思いに沈んで横になっている。[初出の実例]「例の事なればしるしあらじかしとくづをれてながめふし給へるに」(出典:源…
なのめ【斜】 ならず
- 精選版 日本国語大辞典
- 普通でない。並み一通りではない。格別である。ななめならず。[初出の実例]「何事をも、人に今一きはまさらむと、〈略〉なのめならず思ひのぼりしか…
なま‐かく・す【生隠】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 ( 「なま」は接頭語 ) 少し隠す。なんとなく隠している。[初出の実例]「なまかくす気色なれば、人にも語らず」(出典:源…
な【名】 を 残((のこ))す
- 精選版 日本国語大辞典
- 名を後々まで言いはやされる。名声を後世にとどめる。[初出の実例]「ありがたき才(ざえ)のほどをひろめ、なをのこしける古き心をいふに」(出典:源氏…
なおざり‐ごと(なほざり‥)【等閑言】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 いいかげんな気持でいうことば。真実味のこもっていないことば。冗談。[初出の実例]「すきずきしきなをざりごとをうち出で」(出典:源氏…
ひと‐ならわし(‥ならはし)【人習】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人を教えこむこと。教化。[初出の実例]「なべての世をも思ひめぐらし、深き情をもならひ給ひにける。いとほしの人ならはしやとぞ」(出典…
はる【春】 の 鳥((とり))
- 精選版 日本国語大辞典
- 春に鳴く鳥。特に鶯(うぐいす)をいう。《 季語・春 》[初出の実例]「春の鳥の桜ひとつにとまらぬ心よ、あやしとおぼゆる事ぞかし」(出典:源氏物語(…
ひき‐やぶ・る【引破】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙 ひっぱって破る。ひきさく。また、うちこわす。ひきやる。[初出の実例]「さうじをもひきやぶりつべきけしきなれば」(出典…
まち‐すぐ・す【待過】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 待ってすごす。待って月日を送る。[初出の実例]「程経ば、すこし、うちまぎるることもやと、まちすぐす月日にそへて」(出…
まぎれ‐い・ず(‥いづ)【紛出】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ダ下二段活用 〙 まぎれて外へ出る。こっそりとぬけ出る。まぎれでる。[初出の実例]「かやうにてぞ、忍びたるをとこはまぎれいづるかし」(…
death from overwork
- 英和 用語・用例辞典
- 過労死death from overworkの関連語句illness as a result of overwork過労による病気death from overworkの用例Of the 362 people awarded the comp…
カスビ‐の‐おか〔‐をか〕【カスビの丘】
- デジタル大辞泉
- 《Kasbi Hill》ウガンダの首都カンパラの西郊にある丘。初代ムテサ1世から第4代エドワード=ムテサ2世まで、ブガンダ王国歴代の4人の王の墓がある。…
腫瘍崩壊症候群(悪性腫瘍と腎障害)
- 内科学 第10版
- (4)腫瘍崩壊症候群(tumor lysis syndrome) 腫瘍崩壊症候群は多量の癌細胞の崩壊により高尿酸血症,高リン血症,高カリウム血症,低カルシウム…
bid committee
- 英和 用語・用例辞典
- 招致委員会bid committeeの用例According to the Tokyo bid committee, Tokyo’s stability in management ability would give it an edge in the rac…
バーミアーン Bāmiān
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アフガニスタン中央部,バーミアーン州の州都。カブール西南西 180km,コンドゥーズ川上流のバーミアーン渓谷,標高 2590mに位置する。カブールとバ…
economic forecast
- 英和 用語・用例辞典
- 経済予測 経済見通し 景気予測 景気見通し (=economic outlook)economic forecastの用例The economic forecast assumed that the economy would see …
なが‐あめ【長雨・霖】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 幾日にもわたって降り続く雨。ながめ。淫雨(いんう)。霖雨(りんう)。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕[初出の実例]「ながあめ、はれ間なき頃」(…
マイケル ビック Michael Vick
- 現代外国人名録2016
- 職業・肩書プロフットボール選手(スティーラーズ・QB)国籍米国生年月日1980年6月26日出生地バージニア州学歴バージニア工科大学(社会学)受賞NFLカム…
-gái4, がい, 街
- 現代日葡辞典
- A rua;a zona.◇Chika ~地下街A zona 「comercial」 subterrânea.◇Hanka ~繁華街A zona com muito comércio [movimento].◇Shō…
焦急 jiāojí
- 中日辞典 第3版
- [形]いらいらしている.気をもんでいる.他~地等待着/彼はいらいらしながら待っている.~万分w…
ユン・ジェギュン Yoon Je-kyun
- 現代外国人名録2016
- 職業・肩書映画監督,脚本家,映画プロデューサー国籍韓国生年月日1969年出生地釜山学歴高麗大学経済学科卒経歴広告会社でコピーライターとして活躍。…