大衆組織 たいしゅうそしき mass organization
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 政治,経済,文化などの面において,一つの目的を遂行するために機能する集団で,大衆団体ともいわれる。具体的には労働団体,市民運動団体,消費者…
リンパ組織
- 栄養・生化学辞典
- リンパ球および抗体の産生を行う組織.リンパ節,胸腺,脾臓,扁桃などであるが,他の組織の一部であって区別しにくいものもある.
氏子組織 うじこそしき
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 地域社会の守護神あるいは産土神 (うぶすながみ) として祀られている氏神を,氏子である村人が共同で維持するために構成した組織。祭礼などを通じ,…
永久組織 えいきゅうそしき permanent tissue
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 永存組織ともいう。植物体において原始分裂組織から生じ,膜が厚く,大型で,分裂能力を失った細胞から成る組織。細胞中央には次第に空胞が発達して…
ちか‐そしき【地下組織】
- デジタル大辞泉
- 地下活動を行うための非合法の組織。
そしき‐てき【組織的】
- デジタル大辞泉
- [形動]共通の目的のために全体が一定の秩序をもって組み立てられているさま。「組織的な宣伝活動」[類語]体系的・系統的・システマチック
じょうひ‐そしき〔ジヤウヒ‐〕【上皮組織】
- デジタル大辞泉
- 動物の体表面、または体内の器官内表面をおおう細胞層を構成する組織。形態・機能などにより、扁平へんぺい上皮・円柱上皮や生殖上皮・繊毛上皮など…
祭祀組織 さいしそしき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 祭祀、まつりを実行するための組織。(1)聖職者・司祭者と一般信徒とを合体しての組織、(2)聖職者のみの組織、(3)一般信徒を中心とした組織、が存する…
組織移植 そしきいしょく tissue transplantation
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 生体の組織の一部を摘出し、同一個体またはほかの個体に移植すること。角膜、皮膚、骨、耳小骨、心臓弁、血管、脳硬膜などの移植は、組織移植に属す…
組織開発 そしきかいはつ organizational development
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 行動科学の知識を利用しながら、トップの管理のもとで計画的に、組織全体にわたり、組織の有効性(目的達成度)と健全性(人間の満足度)を増大させ…
造血組織 ぞうけつそしき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 血球をつくる組織。哺乳(ほにゅう)類と鳥類の成体では赤色骨髄およびリンパ組織で血球がつくられるが、胚(はい)期にはまず卵黄嚢(らんおうのう)が、…
柔組織 じゅうそしき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 柔細胞からなる植物組織のことで、高等植物の基本組織の大部分を占め、茎や根の皮層や髄、葉の葉肉、果実の果肉といったあらゆる器官にみられる。ま…
ちか‐そしき【地下組織】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 地下活動を行なうための組織。[初出の実例]「ユダヤ地下組織は至るところに武器弾薬を貯えて」(出典:時のうごき1947(1948)〈中野…
きかい‐そしき【機械組織】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 植物体を機械的に支える細胞群。厚膜細胞や厚角細胞などで、根では中心部、茎や葉では周辺部に発達し、多くは木質化して厚くなる。
ぶんれつ‐そしき【分裂組織】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 植物の組織のうち、細胞分裂を活発に行ない新しい細胞を作りだす組織。⇔永久組織
けってい‐そしき【結締組織】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 動物組織の一つ。体を支持し、他の組織や器官の間を満たしそれらを結合する組織。細胞と、細胞分泌物である細胞間質より構成される。骨組…
そしき‐しんがく【組織神学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 キリスト教信仰の真理内容を理論的・系統的に論述する学問。〔現代日用新語辞典(1920)〕
バランガイ Barangay
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- スペイン人来航以前のフィリピンにおける基本的な政治・社会組織。その名は昔マレー系民族が南方からフィリピンに移住してくるときに使用した小帆船…
こくりつだいがく‐ほうじん〔‐ハフジン〕【国立大学法人】
- デジタル大辞泉
- 国立大学を設置することを目的として、国立大学法人法の定めに基づいて設立される法人。例えば、東京大学は国立大学法人東京大学が設置・運営する。…
ユーイング‐にくしゅ【ユーイング肉腫】
- デジタル大辞泉
- 《Ewing sarcoma》主に若年者(20歳未満)に発症する悪性の骨軟部腫瘍の一つ。多くは骨に発生するが、まれに筋肉・神経・脂肪などの軟部組織にも発生…
BIS規制 ビスきせい
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- バーゼル銀行監督委員会で合意された,国際銀行業務を行なう金融機関の自己資本比率規制に関する国際的な統一基準。バーゼル合意ともいう。国際決済…
ラインけいこくちゅうりゅうじょうぶ【ライン渓谷中流上部】
- 世界遺産詳解
- 2002年に登録されたドイツの世界遺産(文化遺産)で、ラインラント・ファルツ州とヘッセン州のマインツからコブレンツまで、全長約65kmのライン川の…
エス‐イー‐アイ‐ユー【SEIU】[Service Employees International Union]
- デジタル大辞泉
- 《Service Employees International Union》米国・カナダ・プエルトリコに支部組織を持つ労働組合。医療・介護・福祉・ビル管理・公務員などを中心に…
こつ‐そしき【骨組織】
- デジタル大辞泉
- 骨を構成する結合組織。燐酸りんさんカルシウムなどを含む硬い骨質と、その内部に点在する骨細胞とからなる。
せんい‐そしき〔センヰ‐〕【線維組織/繊維組織】
- デジタル大辞泉
- 1 繊維細胞からなる植物組織。木部や篩部しぶに多い。2 ⇒結合組織
しぼう‐そしき〔シバウ‐〕【脂肪組織】
- デジタル大辞泉
- 主として脂肪細胞が多く集まっている結合組織。主に脊椎動物にみられ、臓器の周囲や皮下などにあって、外部の衝撃からの保護、栄養の貯蔵、保温など…
そしき‐きゅう〔‐キウ〕【組織球】
- デジタル大辞泉
- 結合組織に定着しているマクロファージ。
そしき‐はんざい【組織犯罪】
- デジタル大辞泉
- 犯罪を効率的に遂行することを目的として、分業と協力とを手段とする組織による犯罪形態。すり集団や密輸・密売組織など。
ひか‐そしき【皮下組織】
- デジタル大辞泉
- 皮膚の真皮の下部にある結合組織。主に脂肪細胞からなり、血管・神経が走る。
マトリクス組織
- 人事労務用語辞典
- 「マトリクス組織」とは、職能別組織と製品別組織、事業別組織と地域別組織など複数の異なる組織構造をタテ・ヨコの関係にかけ合わせ、多元的な指揮…
空洞組織
- 岩石学辞典
- 多数の小さな空洞を含む組織で,現在も空洞である場合も,以前に空洞であって現在は一部あるいは全部が他の物質で満たされている場合もある.
グラフィック組織
- 岩石学辞典
- ペグマタイト組織(pegmatitic texture)と同じ意味で,石英と長石など二つの鉱物の規則的な連晶で,三次元的に互いに貫通し合った組織をいう.肉眼…
スピニフエックス組織
- 岩石学辞典
- コマチアイトに特有な組織で,長く伸びた橄欖(かんらん)石と輝石の結晶が平行に放射状に配列した組織.スピニフェックスはオーストラリアの砂漠に生…
イントラファシキュレイト組織
- 岩石学辞典
- 中粒の岩石で,短柱状の斜長石結晶の間をオージャイトが埋めた連晶組織.オフィテイック組織と類似する[MacKenzie, et al. : 1982].
グラニトトラカイト組織
- 岩石学辞典
- 廃棄された言葉で,オフィティック組織と同意義である.ラソウはオフィティック組織は花崗岩状組織と粗面岩状組織の中間と考えた[Lasaulx : 1875]…
ポイキリティック組織
- 岩石学辞典
- 多数の小さい粒状の鉱物が,他の相対的に大きな結晶の中に取込まれている組織.包まれた結晶は一般に不規則無方向性で一様に分布している.最初ウイ…
スピライト組織
- 岩石学辞典
- 岩石の組織で,斜長石の微晶の方向配列から流動性と考えられたものである[Rosenbusch : 1907].ローゼンブッシュが使用したが現在は使われない.
ラパキヴィ組織
- 岩石学辞典
- Na長石が大きな丸い形のカリ長石結晶の表面を取り囲んで成長した組織.
弧状組織
- 岩石学辞典
- 熔岩の気孔が爆発によって崩壊してガラスの破片が形成され,このような物質で大部分ができているガラス質の繊維状または棒状破片からなるガラス質凝…
水力組織
- 岩石学辞典
- 砕屑性堆積岩の組織で,堆積によって粒子が互いに接触して三次元的な網目を形成した組織[Pettijohn : 1975].
ブラストザミティック組織
- 岩石学辞典
- 変成した砂質岩の組織で,堆積岩の組織を多量に残存しているもの[Becke : 1903].
プリメタモルフィック組織
- 岩石学辞典
- →残存組織.praeはpreの異形.
カタブラスティック組織
- 岩石学辞典
- 固体状態で岩石が再結晶作用によって形成された変成作用の組織[Loewinson-Lessing : 1905].
クリプトブラスティック組織
- 岩石学辞典
- 顕微鏡下で独立の鉱物が判別できないような,非常に細粒の結晶の集合からなる変成作用の組織[Reinhard : 1909].
ファネロブラスティック組織
- 岩石学辞典
- 全ての結晶が肉眼で認識し区別できる変成岩の組織[Reinhard : 1909].
モザイク組織
- 岩石学辞典
- →寄木状組織
上皮組織
- 栄養・生化学辞典
- 体の内部や外部の組織や器官の表面を覆っている組織.血管や消化管の内側の表面を覆う組織なども含まれる.また,それに派生する分泌細胞なども含…
組織化学
- 栄養・生化学辞典
- 細胞化学(cytochemistry)もほぼ同じ意味に使う.化学と組織学の方法を併用して細胞の形態や機能を研究することを専門とする生物学の領域.
ぶんれつ‐そしき【分裂組織】
- デジタル大辞泉
- 植物で、細胞分裂を活発に行っている組織。茎・根の形成層や生長点にあり、植物を生長させる働きをもつ。⇔永久組織。
へんか‐そしき〔ヘンクワ‐〕【変化組織】
- デジタル大辞泉
- 平織り・斜文織り・繻子しゅす織りを基礎として変化させた織物組織。魚子ななこ織りなど。