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組織化学 ソシキカガク

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デジタル大辞泉の解説

そしき‐かがく〔‐クワガク〕【組織化学】

生物の組織内にある物質の成分分析・定量、および存在部位や移動を解析する生物学の一分野。

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栄養・生化学辞典の解説

組織化学

 細胞化学(cytochemistry)もほぼ同じ意味に使う.化学と組織学の方法を併用して細胞の形態や機能を研究することを専門とする生物学の領域.

出典|朝倉書店
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大辞林 第三版の解説

そしきかがく【組織化学】

生化学の一分野。生体内組織中での物質の分布や生化学的性質を研究する。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

組織化学
そしきかがく
histochemistry

組織学の一領域で、組織内の特定の生体物質の分布局在を研究する学問をいう。組織化学には、物質の分布を構造と関係づけて観察できる利点があり、また顕微測光法などを用いることによって定量的研究も可能である。古くからの方法としては、中性多糖類を過ヨウ素酸で処理後シッフの試薬で発色させる方法、デオキシリボ核酸DNA)を酸加水分解後シッフの試薬で発色させる方法(フォイルゲン反応)、酸性ムコ多糖をアルシアンブルーやトルイジンブルーで染色する方法などがおもである。酵素の不活性化を最小限にする方法で固定された組織の切片を基質とともに保温し、分解産物を切片上に沈殿させ可視的にすることによって、いくつかの酵素は検出可能である。精製された生体物質に対する抗体が利用可能なときは、蛍光抗体法、酵素(ペルオキシダーゼ)抗体法、免疫電顕法などの免疫組織化学的方法が鋭敏かつ有効である。さらに特定の生体物質に取り込まれるアイソトープがあるときには、オートラジオグラフィーによってその局在性を知り、また合成速度を推定することが可能である。[八杉貞雄]

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