しょわけ【諸分】
- 改訂新版 世界大百科事典
もろ‐ずね【▽諸×脛】
- デジタル大辞泉
- 左右のすね。「―を薙ないで、こけた所を」〈虎明狂・乳切木〉
もろ‐ほ【▽諸穂】
- デジタル大辞泉
- 穂がたくさん出そろうこと。また、その穂。一説に、両茎の穂とも。「稲の穂の―に垂しでよこれちほもなし」〈神楽・木綿垂で〉
もろ‐まゆ【▽諸眉】
- デジタル大辞泉
- 「諸眉烏帽子もろまゆえぼし」の略。
しょ‐じじょう〔‐ジジヤウ〕【諸事情】
- デジタル大辞泉
- さまざまな都合。もろもろの理由。あれこれの事情・理由のあることを婉曲に示す。「天候や諸事情により中止の場合があります」「避難者が抱える諸事…
しょ‐げい【諸芸】
- デジタル大辞泉
- いろいろの芸道。「諸芸に秀でる」
しょ‐さく【諸作】
- デジタル大辞泉
- いろいろな作品や著作。
しょ‐だいぶ【諸大夫】
- デジタル大辞泉
- 1 四位または五位の位階を授けられた者の総称。2 親王・摂政・関白・大臣家などの家司けいしに補せられた者で、四位・五位まで昇進した地下人じげ…
しょ‐ばん【諸×蕃】
- デジタル大辞泉
- 古代、氏族を類別した呼称の一。中国・朝鮮から渡来したと称する諸氏。秦はた氏・漢あや氏・百済くだら氏など。蕃別。→皇別 →神別
しょ‐びょう〔‐ビヤウ〕【諸病】
- デジタル大辞泉
- いろいろな病気。万病。
み‐もろ【御諸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「み」は接頭語 ) 神が降臨して依り付くところ。鏡や木綿(ゆう)をかけて神をまつる神座や、木・山・神社など。みむろ。[初出の実例]「…
もろいと‐おり【諸糸織】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 木綿または絹織物の一種。経(たていと)に諸縒糸を用いて織ったもの。上質とされる。[初出の実例]「当秋袷物の第一は繋糸織、諸糸織(モロ…
もろ‐かが【諸加賀・両加賀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 諸縒糸(もろよりいと)で織った上等の加賀絹。[初出の実例]「両加賀(モロカガ)半疋紅の片袖龍門のおび一筋取て行」(出典:浮世草子・好色…
もろ‐がけ【諸駆】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 いっしょに駆けること。[初出の実例]「馬と諸馳(モロガケ)に馳けて行きました」(出典:藁草履(1902)〈島崎藤村〉三)
もろ‐ずね【諸脛】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 左右両脚の脛。[初出の実例]「那波七郎はっと思ひ、児早か諸ずねなき居、首討落し立所を」(出典:御伽草子・上野国赤城山御本地(室町時…
もろ‐と【諸当・双当】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「と」は「当屋(とうや)」の「とう」の変化した語 ) 近畿から北陸にかけての宮座で、主な構成員のこと。脇当(わきと)に対する語。
もろ‐はず【諸筈・両筈】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 相撲で、相手を押す時に、両手の親指と人差指を矢筈の形に開いて、腋の下、胸などにあてがう形。[初出の実例]「初(はじめ)国見山は諸筈(…
もろ‐びん【諸鬢】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 左右両方の鬢。両鬢。双鬢。
もろ‐ほ【諸穂】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 多く出そろった穂。また、両茎の穂。[初出の実例]「〈末〉稲の穂の 毛呂保(モロホ)に垂でよ これちほもなし」(出典:神楽歌(9C後)大…
もろ‐め【諸目】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 両方の目。左右の目。両眼。双眼。[初出の実例]「まむきに物を見べきなり。にあひもろめにてよく見んためにて候」(出典:就弓馬儀大概聞…
もろ‐やしろ【諸社】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 あちこちの多くの神社。[初出の実例]「むそぢ余り国におちたるもろ社世のためにこそ跡は垂れけめ〈藤原為家〉」(出典:新撰六帖題和歌(1…
しょ‐さぶらい(‥さぶらひ)【諸侍】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =しょさむらい(諸侍)〔文明本節用集(室町中)〕[初出の実例]「若年なれ共亀松気色をかへて諸侍(シヨサフラヒ)を推参なる男目といふ」…
しょ‐しん【諸神】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「しょじん」とも ) 多くのいろいろな神々。[初出の実例]「太子奏曰、諸仏世尊、其道微妙、諸神随レ之、不二敢違一レ仏」(出典:聖徳太…
しょ‐そん【諸尊】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏教で、仏、菩薩、天などの総称。[初出の実例]「三密寥寂同死灰、諸尊感応忽来訪」(出典:性霊集‐一〇(1079)詠十喩詩・詠鏡中像喩)「…
しょ‐やく【諸薬】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 多くのいろいろな薬。[初出の実例]「薬園生六人 掌レ学レ識二諸薬一」(出典:令義解(718)職員)
しょ‐よう【諸用】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 さまざまの入用なもの。また、多くのいろいろな用事。[初出の実例]「延引を鶯声で申わけ 諸用毎朝多きゆへ也」(出典:狂歌・大団(1703)…
しょ‐がく【諸学】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 多くの学問。いろいろの学問。[初出の実例]「Xogacuni(ショガクニ) タッスル」(出典:日葡辞書(1603‐04))
しょ‐きょう(‥キャウ)【諸卿】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 多くの公卿。すべての公卿。〔西宮記(969頃)〕[初出の実例]「おほきおとどよりはじめ、諸卿・殿上人のこらず参り集りて」(出典:栄花物…
しょ‐く【諸苦】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 多くのいろいろな苦しみ。[初出の実例]「心或不レ堪二常行施一、広済二貧窮一免二諸苦一、利二益世間一使二安楽一」(出典:教行信証(122…
諸撚り糸 もろよりいと
- 日中辞典 第3版
- 〈紡〉多股线duō gǔ xiàn,织物的经丝zhīwù de jīngsī.
【諸許】しよきよ
- 普及版 字通
- 多くの。字通「諸」の項目を見る。
諸町もろちよう
- 日本歴史地名大系
- 東京都:江東区旧深川区地区諸町[現]江東区永代(えいたい)一丁目富吉(とみよし)町の南にある町屋。南は相川(あいかわ)町、東は油(あぶら)…
諸町もろまち
- 日本歴史地名大系
- 大分県:中津市中津城下諸町[現]中津市中津 諸町・外馬場(そとばば)上勢溜(かみせいだまる)から西へ真っすぐ榎口(えのきぐち)御門に通じる両…
しょしゃ【諸社】
- 改訂新版 世界大百科事典
諸経費
- リフォーム用語集
- 建築の工事費の中の「諸経費」とは、一般に、現場経費と一般管理費(本社経費・利益など)を合わせたものを指すことが多い。
しょ‐へん【諸辺】
- デジタル大辞泉
- いろいろの方面・場所・分野。
しょ‐え〔‐ヱ〕【諸▽衛】
- デジタル大辞泉
- 平安時代、左右近衛府・左右兵衛府・左右衛門府の総称。
もろ‐おや【▽諸親/▽両親/▽双親】
- デジタル大辞泉
- 両親りょうしん。ふたおや。
もろ‐おりど〔‐をりど〕【▽諸折(り)戸/▽両折(り)戸】
- デジタル大辞泉
- 両開きで左右とも折り戸である戸。→片折り戸
もろ‐ごし【▽諸腰】
- デジタル大辞泉
- 《「もろこし」とも》刀と脇差し。両腰りょうごし。
もろ‐むき【▽諸向き】
- デジタル大辞泉
- 1 ウラジロの別名。2 どちらにも向くこと。一説に、すべてが同方向を向くこと。「武蔵野の草は―かもかくも君がまにまに我あは寄りにしを」〈万・三…
み‐もろ【▽御▽諸/三▽諸】
- デジタル大辞泉
- 神の降臨する場所。みむろ。「木綿ゆふかけて祭る―の神さびて斎いはふにはあらず人目多みこそ」〈万・一三七七〉
諸製本
- 図書館情報学用語辞典 第5版
- 「もろせいほん」と読む.注文者の好みや指定に従って,一冊一冊個別に行う製本.書物の購入者の好みに応じて仮とじの本を革製本に仕立て直すことや…
しょ‐きょう(‥ケウ)【諸教】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 いろいろな教え。また、仏教の各宗派。[初出の実例]「一代不了の諸教をば涅槃の会座に重説す、彌陀の一教ばかりこそ疑決さらになかりけれ…
しょ‐きょう(‥キャウ)【諸経】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 多くの経文。また、多くの経書。[初出の実例]「然諸経得レ名不同、或有二単法単譬為一レ提、或双挙二法譬一」(出典:法華義疏(7C前)…
しょ‐じゃく【諸釈】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 多くのさまざまな、仏典の解釈書。種々の仏教書。[初出の実例]「観念の南窓に、諸釈(ショジャク)を集めて見台気を移し」(出典:浮世草子…
しょ‐じゅ【諸儒】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 多くのさまざまな儒者。また、多くの学者。[初出の実例]「方今係綸不レ及二諸儒一、沙汰独在二少臣一」(出典:本朝文粋(1060頃)七・申…
しょ‐しょ【諸書】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 多くのいろいろな書物。種々の本。[初出の実例]「むかし、かしこき親仁達(おやぢたち)が諸書(ショショ)に此事を残しぬ」(出典:浮世草子…
しょ‐しん【諸臣】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 多くの家来。多くのいろいろな臣下。群臣。[初出の実例]「一位。礼服冠。〈五位以上。毎二位及階一。各有二別制一。諸臣准レ此〉」(出典…
しょ‐そう【諸僧】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 多くの僧。[初出の実例]「毎月十五日招二延諸僧一、唱二彌陀讚一、兼令レ対二論浄土因縁、法華奥義一」(出典:日本往生極楽記(983‐987頃…