本居宣長 (もとおりのりなが) 生没年:1730-1801(享保15-享和1)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 江戸中期の国学者。伊勢国松坂に生まれる。旧姓は小津氏,のち先祖の姓に復し本居を称する。幼名を富之助というが,何度か改名している。生家は松坂…
すずのや‐もん【鈴屋門】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 本居宣長の門下。② 和歌の一派。本居宣長を祖とし新古今集の歌風を尊崇するもの。
本居宣長【もとおりのりなが】
- 百科事典マイペディア
- 江戸中期の国学者。伊勢(いせ)国松坂に木綿商の子として生まれる。本姓は小津(おづ)氏,のち先祖の姓に復し本居を称する。幼名は富之助(とみのすけ)…
もとおり‐のりなが【本居宣長】
- 精選版 日本国語大辞典
- 江戸中期の国学者、語学者。伊勢国(三重県)松坂の人。通称、彌四郎。号は鈴屋(すずのや)。京に出て、堀景山に漢学を学び、堀元厚について医学を修…
菅笠日記すががさのにつき
- 日本歴史地名大系
- 二巻二冊 すががさの日記・すが笠の日記・須我笠の日記 本居宣長著 明和九年 日記 本居宣長記念館 吉野花見の紀行文。明和九年三月五日伊勢を出て、…
本居宣長 (もとおり-のりなが)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1730-1801 江戸時代中期-後期の国学者。享保(きょうほう)15年5月7日生まれ。伊勢(いせ)(三重県)松坂の木綿商小津定利の子。本居は先祖の姓。母勝の…
本居宣長 (もとおりのりなが)
- 367日誕生日大事典
- 生年月日:1730年5月7日江戸時代中期;後期の国学者1801年没
もとおり‐のりなが〔もとをり‐〕【本居宣長】
- デジタル大辞泉
- [1730~1801]江戸中期の国学者。国学の四大人の一人。伊勢の人。号、舜庵(春庵)・鈴屋すずのや。京都に出て医学を修める一方、源氏物語などを研…
本居宣長
- 朝日日本歴史人物事典
- 没年:享和1.9.29(1801.11.5) 生年:享保15.5.7(1730.6.21) 江戸時代の国学者。伊勢松坂(三重県松阪市)に生まれる。父は小津三四右衛門定利,母は勝。…
本居宣長 もとおりのりなが
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 1730.5.7~1801.9.29江戸中・後期の国学者。旧姓は小津。通称は春庵・中衛,号は鈴屋(すずのや)。伊勢国松坂の木綿問屋に生まれるが,家業の不振と商…
もとおりのりなが【《本居宣長》】
- 改訂新版 世界大百科事典
鈴屋忌
- デジタル大辞泉プラス
- 本居宣長の忌日。陰暦9月29日。鈴屋は本居の号のひとつ。秋の季語。
本居宣長 もとおりのりなが
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 1730〜1801江戸中期の国学者・歌人で,国学の大成者伊勢(三重県)松坂の商家の生まれ。京都で医・儒学を学び,松坂に帰り小児科医を開業。遊学中に…
本居宣長 もとおりのりなが
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]享保15(1730).5.7. 伊勢,松坂[没]享和1(1801).9.29. 伊勢,松坂江戸時代後期の国学者。幼名小津富之助。号は芝瀾,のち舜庵。商家に生れ,23歳…
もとおりのりながたくあと【本居宣長宅跡】
- 国指定史跡ガイド
- ⇒本居宣長旧宅(もとおりのりながきゅうたく)
すずのや‐は【鈴屋派】
- デジタル大辞泉
- 本居宣長を中心とする和歌の流派。歌風は新古今調。
もとおりはるにわのはか【本居春庭墓】
- 国指定史跡ガイド
- ⇒本居宣長墓〈樹敬寺〉(もとおりのりながのはか)
石上私淑言 いそのかみささめごと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 本居宣長(もとおりのりなが)の歌論書。全3巻。未完。成立年代は1763年(宝暦13)ごろで、『紫文要領』(1763成立)より少し遅れている。1757年京都遊…
じゅきょうじ【樹敬寺】
- 国指定史跡ガイド
- ⇒本居宣長墓〈樹敬寺〉(もとおりのりながのはか)
四大人(国学四大人)
- とっさの日本語便利帳
- 江戸時代の国学者。▽荷田春満、賀茂真淵、本居宣長、平田篤胤
本居春村 (もとおりはるむら) 生没年:1767-1836(明和4-天保7)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 本居宣長の次男。幼名恭次郎。1784年(天明4)津の京口町で代々薬問屋を営む豪商小西政盈の養子となり,6代目を継ぐ。養子後も兄春庭(はるにわ)の…
やまむろやま【山室山】
- 国指定史跡ガイド
- ⇒本居宣長墓〈山室山〉(もとおりのりながのはか)
いせ‐は【×伊▽勢派】
- デジタル大辞泉
- 1 本居宣長を中心とした和歌の流派。→江戸派 →桂園派2 ⇒伊勢風ふう
すずのや‐き【鈴屋忌】
- デジタル大辞泉
- 本居宣長(号、鈴屋)の忌日。陰暦9月29日。《季 秋》
なおびのみたま〔なほびのみたま〕【直毘霊】
- デジタル大辞泉
- 江戸中期の神道書。1巻。本居宣長著。明和8年(1771)成立。宣長の神道説・国体観などの骨子を説いたもの。
馭戎慨言 ぎょじゅうがいげん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 「からおさめのうれたみごと」ともいう。本居宣長著。2巻4冊。安永6 (1777) 年 12月に成り,翌2月浄書,渡辺重名,鈴木朗の序で,寛政8 (96) 年刊。…
本居大平 もとおりおおひら (1756―1833)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 江戸後期の国学者、歌人。通称三四右衛門、藤垣内(ふじのかきつ)と号した。伊勢(いせ)松坂に豆腐商稲掛棟隆の子として生まれる。父も本居宣長(のりな…
いそのかみささめごと【石上私淑言】
- 精選版 日本国語大辞典
- 江戸中期の歌論書。三巻。本居宣長著。宝暦一三年(一七六三)成立か。歌の本質などについて問答体で記す。
源氏物語玉の小櫛 げんじものがたりたまのおぐし
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 「源氏物語」の注釈書。9巻。本居宣長(もとおりのりなが)著。1796年(寛政8)成立,99年刊。宣長の門人に対する講義を基盤にしており,総論・年立(とし…
こくがく‐の‐したいじん【国学の四大人】
- デジタル大辞泉
- 江戸時代の国学の四大家。荷田春満かだのあずままろ・賀茂真淵・本居宣長・平田篤胤ひらたあつたねをいう。
こきんしゅうとおかがみ〔コキンシフとほかがみ〕【古今集遠鏡】
- デジタル大辞泉
- 古今集の注釈書。6巻。本居宣長もとおりのりなが著。寛政5年(1793)までに成立。同9年刊。当時の口語文で書かれている。
本居春庭 もとおりはるにわ (1763―1828)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 国学者。本居宣長(のりなが)の長子。幼名健蔵、のちに健亭、春庭と称した。眼病を患い、32歳のときに失明、ために家督を養子大平(おおひら)に譲った…
いそのかみささめごと【石上私淑言】
- デジタル大辞泉
- 江戸中期の歌論書。3巻。本居宣長もとおりのりなが著。宝暦13年(1763)成立。歌の本質や起源などを問答体で記す。
玉勝間 たまかつま
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 本居宣長(もとおりのりなが)著の随筆。宣長本人は「たまがつま」と読む。14巻・目録1冊。1793年(寛政5)起筆,95年から1812年(文化9)刊。各巻に「初若…
れきちょうしょうしかい〔レキテウセウシカイ〕【歴朝詔詞解】
- デジタル大辞泉
- 江戸後期の注釈書。6巻。本居宣長著。享和3年(1803)刊。「続日本紀」の宣命62編を取り出し、注釈を施したもの。続紀歴朝詔詞解。
ことばのたまのお〔ことばのたまのを〕【詞の玉緒】
- デジタル大辞泉
- 江戸中期の語学書。7巻。本居宣長もとおりのりなが著。安永8年(1779)成立。「てにをは紐鏡ひもかがみ」の解説書。
かんじさんおんこう(カンジサンオンカウ)【漢字三音考】
- 精選版 日本国語大辞典
- 漢字音の研究書。一巻。本居宣長著。天明五年(一七八五)刊。漢字音について、漢音、呉音、唐音の三種を論説したもの。
こくんこじき【古訓古事記】
- デジタル大辞泉
- 長瀬真幸が、師の本居宣長の「古事記伝」に従って、古事記の本文に訓を加えた書。3巻。享和3年(1803)刊。新刻古事記。
ういやまぶみ【うひ山ぶみ】[書名]
- デジタル大辞泉
- 江戸後期の国学書。1巻。本居宣長著。寛政10年(1798)成立。国学の入門書として、研究の心構えや態度を平明に説いたもの。
初山踏 ういやまぶみ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 本居宣長(もとおりのりなが)の学問論。1798年(寛政10)成立。この年『古事記伝』を完成させた宣長は、弟子たちの求めに応じ、国学を志す初心者の心…
てにをはひもかがみ【てにをは紐鏡】
- 精選版 日本国語大辞典
- 江戸中期の語学書。一巻。本居宣長著。明和八年(一七七一)成立。係りの助詞と結びの用言との呼応の関係を三種に分けて図表に示したもの。宣長の主…
もとおり〔もとをり〕【本居】
- デジタル大辞泉
- 姓氏の一。[補説]「本居」姓の人物本居内遠もとおりうちとお本居大平もとおりおおひら本居豊穎もとおりとよかい本居長世もとおりながよ本居宣長もと…
すずのや【鈴屋】
- デジタル大辞泉
- 本居宣長もとおりのりながの書斎の名。部屋に鈴がかけてあったところからいう。三重県松阪市に保存されている。
うひ山ぶみ ういやまぶみ
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 江戸中期,本居宣長の著した国学書1798年成立。1巻。古典研究の入門書で,国学の学習法を平易に説いたもの。
本居春庭 (もとおりはるにわ) 生没年:1763-1828(宝暦13-文政11)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 江戸後期の国学者。本居宣長の長子。幼名健蔵,のち健亭と改める。後鈴屋(のちのすずのや)と号す。眼病を患い32歳のときに失明,家督を大平(おお…
和泉真国 いずみまくに
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]? 江戸[没]文化2(1805)江戸時代後期の本居宣長門下の国学者。江戸の町家の生れ。著書『明道書』。
はぎわら‐ひろみち〔はぎはら‐〕【萩原広道】
- デジタル大辞泉
- [1815~1864]江戸後期の国学者。備前の人。本居宣長に私淑し、大国隆正に師事。著「源氏物語評釈」「本学提綱」など。
玉勝間 たまかつま
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 江戸後期,本居宣長の随筆集1793年から没年の1801年までの随筆を集めたもの。14巻,目録1巻。宣長の古道に対する考え方や文学観・人生観・研究態度…
むらおか‐つねつぐ〔むらをか‐〕【村岡典嗣】
- デジタル大辞泉
- [1884~1946]思想史学者。東京の生まれ。東北大教授。日本思想史学の開拓者。著「本居宣長」「日本思想史研究」など。
たまあられ【玉あられ】[書名]
- デジタル大辞泉
- 江戸中期の語学書。1巻。本居宣長もとおりのりなが著。寛政4年(1792)刊。雅文を書くための言葉の正しい用法を説いたもの。