きょう〔キヤウ〕【経】
- デジタル大辞泉
- 1 《〈梵〉sūtraの訳。音写は修多羅》仏や聖者の言行や教えを文章にまとめたもの。㋐十二分経の一。散文形式で示したもの。契経かいきょう。㋑三蔵…
きょう(キャウ)【経】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 梵 sūtra の訳語。修多羅と音訳する )(イ) 仏の説いた教えを文章にまとめたもの。総括して十二部経という。[初出の実例]「経者。乃是…
たて‐いと【経・経糸・縦糸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 織物で、たてに通した糸。緯(よこいと)と直角に交わる糸。[初出の実例]「また経糸(タテイト)を理する機関の錯綜(〈注〉いりこむ)せるも…
経 きょう sūtra
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 原語のスートラとは元来糸または糸状のものを意味したが,それが,特定の聖典をさすようになった。たとえば,正統バラモンに属する分野では,簡潔な…
ふ【▽経】
- デジタル大辞泉
- [動ハ下二]「へ(経)る」の文語形。
けい【経】
- 改訂新版 世界大百科事典
経 (けい) jīng
- 改訂新版 世界大百科事典
- →経書
きょう【経】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- a sutra経をあげる[読む]recite [read] a sutra経机a sutra desk
けい【経】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 正しいすじみち。正しい道理。つねの道。のり。つね。[初出の実例]「所詮、世のけいにまかせ、伊東二郎にたまはるべきか、また祐経にた…
ふ【経】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 自動詞 ハ行下二段活用 〙 ⇒へる(経)
経 きょう
- 日中辞典 第3版
- 1〔仏典〕佛经Fójīng.~経を読む|念经.2〔経書〕经书jīngshū.易~経|《易经》.詩…
けい【経〔經〕】[漢字項目]
- デジタル大辞泉
- [音]ケイ(漢) キョウ(キャウ)(呉) キン(唐) [訓]へる たていと たて つね たつ[学習漢字]5年〈ケイ〉1 織物の縦糸。また、縦…
kyṓ3[oó], きょう, 経
- 現代日葡辞典
- As escrituras sagradas do budismo;o sutra.~ o yomu|経を読む∥Ler [Recitar] ~Monzen no kozō narawanu ~ o yomu|門前の小僧習わぬ経…
経
- 小学館 和西辞典
- sutra m., canon m. budista経を唱える/経を読む|recitar un sutra
経 きょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 仏教で聖典をさすことばであるが、原義は、経糸(たていと)のことである。パーリ語スッタsuttaまたはサンスクリット語スートラsūtraの訳語で、修多羅(…
経 (こけらぎょう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- ヒノキ材を削った30cm内外の細片(杮)に経文を墨書したもの。頭部を圭頭(山型)にして頸部に切込みを入れた板碑状のものと,五輪塔状のものがあり…
きょう【経】
- 改訂新版 世界大百科事典
きん【経/軽】[漢字項目]
- デジタル大辞泉
- 〈経〉⇒けい〈軽〉⇒けい
kéi7, けい, 経
- 現代日葡辞典
- A longitude.Tō ~ kyūjū-do|東経90度∥90 graus (de) ~ leste.
きょう 経
- 小学館 和伊中辞典 2版
- sutra(男);sacre scritture(女)[複]buddiste ¶経を読む|cantare [recitare/salmodiare] un sutra
きょうえん【経円】
- 改訂新版 世界大百科事典
きょうひん【経行】
- 改訂新版 世界大百科事典
きょうぶ【経部】
- 改訂新版 世界大百科事典
けいけつ【経血】
- 改訂新版 世界大百科事典
せい‐けい【聖経】
- デジタル大辞泉
- 聖人の記した書物。また、聖人の言行を記録した書物。
つう‐けい【通経】
- デジタル大辞泉
- 月経を起こさせること。
はんにゃ‐ぎょう〔‐ギヤウ〕【般若経】
- デジタル大辞泉
- 般若波羅蜜はんにゃはらみつを説く経典の総称。個々に成立したものを集大成したのが大般若経。
ちゅう‐けい【中経】
- デジタル大辞泉
- 経書をその分量により大・中・小に分けたときの、中間のもの。「詩経」「儀礼ぎらい」「周礼しゅらい」をさす。→小経 →大経
しょうじょう‐きょう〔セウジヨウキヤウ〕【小乗経】
- デジタル大辞泉
- 小乗仏教の経典。北方仏教の四阿含しあごん経、南方仏教の五ニカーヤなど、四諦・十二因縁を説いたもの。
けい‐かい〔‐クワイ〕【経回/経×廻】
- デジタル大辞泉
- 《「けいがい」とも》1 滞在すること。「貴境に参下す。―の間一顧を賜はるべし」〈明衡往来〉2 めぐり歩くこと。「京都の―難治の間、身を在々所々…
けい‐こう〔‐カウ〕【経行】
- デジタル大辞泉
- [名](スル)1 過ぎ行くこと。通過。2 月のめぐり。月経。
けい‐し【経史】
- デジタル大辞泉
- 経書と史書。
けい‐せつ【経説】
- デジタル大辞泉
- 1 経書けいしょの中に説かれている説。2 経書の意義などを解説した書物。
けごん‐きょう〔‐キヤウ〕【華厳経】
- デジタル大辞泉
- 大乗経典。華厳宗の根本聖典。漢訳には東晋の仏駄跋陀羅ぶっだばっだら訳の60巻本、唐の実叉難陀じっしゃなんだ訳の80巻本、唐の般若はんにゃ訳の40…
くじゃくきょう〔クジヤクキヤウ〕【孔雀経】
- デジタル大辞泉
- 大乗密教経典。3巻。唐の不空訳。孔雀明王の神呪・修法、その功徳などを説いたもの。真言宗で用いる。仏母大金耀ぶつもだいこんよう孔雀明王経。
お‐きょう〔‐キヤウ〕【▽御経】
- デジタル大辞泉
- 「経1」の尊敬語。
かい‐きょう〔‐キヤウ〕【▽契経】
- デジタル大辞泉
- 1 仏語。仏教経典の総称。経。人の心にかない、法の理に合するので契という。2 ⇒修多羅しゅたら2
きょう‐え〔キヤウヱ〕【経会】
- デジタル大辞泉
- 一切経を供養する法会。経供養。一切経会。
き・ふ【来▽経】
- デジタル大辞泉
- [動ハ下二]年月が訪れては過ぎ去る。「はねず色のうつろひ易き心あれば年をそ―・ふる言ことは絶えずて」〈万・三〇七四〉
擬経 (ぎけい) nǐ jīng
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国,経書を摸擬して著作すること。前漢末の揚雄は経のうち最も尊ぶべきは《易経》であると考え,《易経》に摸擬して《太玄経》を作り,伝のうち最…
経 Kei
- デジタル大辞泉プラス
- ダイヤモンド社の文芸誌、書誌PR誌。毎月10日ごろ発行、書店店頭などで配布。
いっさい‐きょう〔‐キヤウ〕【一切経】
- デジタル大辞泉
- 釈迦しゃかの教説とかかわる、経・律・論の三蔵その他注釈書を含む経典の総称。大蔵経だいぞうきょう。
いっぽん‐ぎょう〔‐ギヤウ〕【一▽品経】
- デジタル大辞泉
- 《「いっぽんきょう」とも》1 法華経などの写経の際、多くの人が一品ずつ分担して書写すること。2 法華経二十八品を一品ずつ各一巻に仕立てたもの…
経メリヤス【たてメリヤス】
- 百科事典マイペディア
- →メリヤス
発句経【ほっくきょう】
- 百科事典マイペディア
- 初期仏教の金言,教訓的詩を集めた経典。パーリ語名《ダンマパダDhammapada》。パーリ語本,チベット訳本,漢訳本など各数種があり,詩や金言の数も…
経立 きょうだて
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 声明 (しょうみょう) 用語。法会 (ほうえ) の中心部に読経を行う形式のこと。密立 (みつだて) の法会では導師が行う修法 (しゅほう) の主要部分にお…
般若経 はんにゃきょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 大乗仏教の最初期の経典群の総称。これを名のる経典は数多く漢訳されて、「大正新脩(たいしょうしんしゅう)大蔵経」に収められているものだけでも42…
けい‐げい【経芸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 経書(けいしょ)に関する学問。経術。[初出の実例]「有二黄備氏一、而後経芸始伝」(出典:先哲叢談(1816)一)[その他の文献]〔史記‐儒林…
き‐たて【生経】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「きだて」とも ) 生糸一本を経(たていと)とした下級品の甲斐絹(かいき)。神奈川県津久井地方を主産地とする。一本(いっぽん)。
きゅう‐けい(キウ‥)【九経】
- 精選版 日本国語大辞典
- [ 1 ] 古代中国の経書九種の総称。「漢書‐芸文志」では易経、書経、詩経、礼、楽経、春秋、論語、孝経、小学をいうが、その他諸説があり、通常は唐の…