ぎっしり(読み)ギッシリ

デジタル大辞泉 「ぎっしり」の意味・読み・例文・類語

ぎっしり

[副]すきまなく詰まっているさま。ぎっちり。「箱にぎっしり(と)詰める」「予定ぎっしりだ」
[類語]過密稠密ちゅうみつ櫛比しっぴ所狭しと軒を並べる立錐の余地もないぎゅうぎゅうぎしぎしぎちぎちきちきちびっしりぎっちりきっちりいっぱいぴちっとぴちぴちぴっちりぴったり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ぎっしり」の意味・読み・例文・類語

ぎっしり

〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
① すきまなく一杯につまっているさまを表わす語。
※料理早指南(1801‐04)二「檜割籠〈略〉鮮詰(なまづめ)はぎっしり押合せてつめるには及ず」
※銀の匙(1913‐15)〈中勘助〉前「おでん寿司屋台店がぎっしりとならんで」
② くっついて離れないようにするさま。しっかり。
※地に頬つけて(1915)〈谷崎精二〉二「手も足もぎっしり床へ縛りつけられた様に」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android