ぴったり(読み)ピッタリ

デジタル大辞泉の解説

ぴったり

[副](スル)
ぴたり1」に同じ。「窓をぴったり(と)閉める」「横にぴったり(と)寄り添う」
ぴたり3」に同じ。「タバコをぴったり(と)やめる」
少しの狂いもなく適合するさま。また、よく合って、いかにもふさわしいさま。「ぴったり(と)八時に着く」「ぴったりする言葉が出てこない」
[形動]3に同じ。「足にぴったり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ぴったり

( 副 ) スル
ぴたり」に同じ。 「糊のりで-(と)はる」 「障子を-(と)閉める」
ぴたり」に同じ。 「残高が-(と)一致する」 「息が-(と)合う」 「足に-した靴」
ぴたり」に同じ。 「酒を-(と)やめる」 「余震が-(と)やむ」
よく合っていて、いかにも似つかわしいさま。ふさわしいさま。 「体に-した背広」 「息子に-の嫁」
( 形動 )
に同じ。 「注文に-な洋服」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

ぴったり

[1] 〘副〙 (「と」を伴って用いることもある)
① すきまなくくっつくさま、また、一面にまといつくさまを表わす語。
※咄本・近目貫(1773)榎「どふぞ慈悲じゃから、くくらせてくんなさいと、ばん人にぴったりだきつく」
※青春(1905‐06)〈小栗風葉〉春「癖のある濃い髪毛は広い額に直(ピッタ)り張付いて」
② すきまなく物を合わせたり、きちんと戸・蓋などを閉めたりするさまを表わす語。
※真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝〉一八「大門町の伯父の処へ来て見ると、ぴったり閉って居るから」
③ 連続している音、動いているものなどが一点で完全に止まるさまや、止めるさま、また、動いている物が合致したり、物事の決着がきちんとつくさまなどを表わす語。
※絅斎先生敬斎箴講義(17C末‐18C初)「ぢきに天帝にかほつき合せた様にぴったりと対するぞ」
④ 物事がよく合っていて、似つかわしいさま、適当なさま、また、うまいぐあいに適合したり、適中したりするさまを表わす語。
※青春(1905‐06)〈小栗風葉〉春「だから是々は是々だと直(ピッタ)り、自分の意見に嵌めて了ふ」
⑤ =びったり
※詞葉新雅(1792)「アセガピッタリト あせもしととに」
[2] 〘形動〙 (一)④に同じ。
※巷談本牧亭(1964)〈安藤鶴夫〉晴れた日に「『わアッ、時間、ぴったり』と」

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