けろっと(読み)ケロット

デジタル大辞泉 「けろっと」の意味・読み・例文・類語

けろっ‐と

[副](スル)何事もなかったように平然としているさま。けろりと。「怒鳴られてもけろっとしている」「けろっと忘れる」
[類語]けろりあっけらかん平気平静冷静事も無げ平ちゃら平気の平左無頓着むとんじゃく大丈夫悠然泰然自若じじゃく平然冷然恬然てんぜんしれっとしゃあしゃあぬけぬけのめのめおめおめ事ともせず何のその何処どこ吹く風河童かっぱ痛くもかゆくもない

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「けろっと」の意味・読み・例文・類語

けろっ‐と

〘副〙 =けろり
※土(1910)〈長塚節〉一「白い鶏はお品の足もとへちょろちょろと駈けて来て何か欲し相にけろっと見上げた」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android