のめのめ(読み)ノメノメ

デジタル大辞泉 「のめのめ」の意味・読み・例文・類語

のめ‐のめ

[副]恥ずかしげもなく平然としているさま。おめおめ。「のめのめと生き恥をさらす」
[類語]平気平静冷静事も無げ平ちゃら平気の平左無頓着むとんじゃく大丈夫悠然泰然自若じじゃく平然冷然恬然てんぜんけろりとしれっとしゃあしゃあぬけぬけおめおめ事ともせず何のその何処どこ吹く風河童かっぱ痛くもかゆくもない

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精選版 日本国語大辞典 「のめのめ」の意味・読み・例文・類語

のめ‐のめ

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) しなければならないことをしないで何となく時を過ごすさま、転じて、はじらいもなく平然としているさまを表わす語。おめおめ。のめりのめり。
    1. [初出の実例]「しろりとして、のめのめと知行をとって罷ある」(出典:浮世草子・人倫糸屑(1688)比興者)
    2. 「野郎のめのめ帰りやがったら、戸口さ頭アすりつけてやるだ」(出典:鉈(1935)〈真船豊〉)

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