( 1 )動詞「おむ(怖)」の連用形を重ねたもので、中古の「おづおづ(怖怖)」より遅く発生し、中世以降用いられたと考えられる語。
( 2 )早い例は軍記物に認められ、戦いの中で武士が敵、あるいは不仲な相手に屈伏することに関して用いられているが、必ずしも屈伏を恥ととらえる例ばかりではない。
( 3 )時代が下るにつれて、恥を甘受するさま、さらには、恥を知らぬさまをはっきりと指すようになり、批判的な意味合いを強めていった。
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...