平静(読み)へいせい

精選版 日本国語大辞典 「平静」の意味・読み・例文・類語

へい‐せい【平静】

〘名〙 (形動) おだやかで静かなこと。静かに落ち着いていること。また、そのさま。〔布令字弁(1868‐72)〕
※思ひ出す事など(1910‐11)〈夏目漱石一四安臥地位を平静に保ってゐた余には」 〔晉書‐范伝〕

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デジタル大辞泉 「平静」の意味・読み・例文・類語

へい‐せい【平静】

[名・形動]
世間がおだやかで静かなこと。また、そのさま。「平静生活に戻る」
態度・気持ちが落ち着いていること。また、そのさま。「平静を装う」
[派生]へいせいさ[名]
[類語]冷静沈着落ち着く静か平気平和事も無げ平ちゃら平気の平左無頓着むとんじゃく大丈夫悠然泰然自若じじゃく平然冷然恬然てんぜんけろりとしれっとしゃあしゃあぬけぬけのめのめおめおめ事ともせず何のその何処どこ吹く風河童かっぱ痛くもかゆくもないでんとどっしりどっかとどっかり悠揚綽然しゃくぜん悠悠浩然腰を据える太っ腹堂堂正正堂堂毅然

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普及版 字通 「平静」の読み・字形・画数・意味

【平静】へいせい

穏やか。

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