歩廊(読み)ホロウ

デジタル大辞泉 「歩廊」の意味・読み・例文・類語

ほ‐ろう〔‐ラウ〕【歩廊】

2列の柱の間につくった通路回廊
プラットホームのこと。
汽車は―を離れ」〈志賀鳥取

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精選版 日本国語大辞典 「歩廊」の意味・読み・例文・類語

ほ‐ろう ‥ラウ【歩廊】

〘名〙
三和土(たたき)、または敷瓦にした廊下。回廊。現代煉瓦(れんが)コンクリートで舗装した廊下。
江家次第(1111頃)三「歩廊座二列」 〔水経注‐穀水〕
② プラットホーム。
軍艦茉莉(1929)〈安西冬衛曇日停車場陸橋 歩廊 展望車

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普及版 字通 「歩廊」の読み・字形・画数・意味

【歩廊】ほろう

廻廊

字通「歩」の項目を見る

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山川 日本史小辞典 改訂新版 「歩廊」の解説

歩廊
ほろう

廻廊(かいろう)

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世界大百科事典(旧版)内の歩廊の言及

【廊下】より

…こうした住宅を中(なか)廊下型住宅と呼ぶことがある。住居【大河 直躬】
[西洋]
 建物と建物,あるいは建物内部の室と室を結ぶ通路としての歩廊は,たんに連絡の便のためばかりでなく,建造物に威厳と壮麗さと神秘性を与える重要な要素として古代から活用されていた。エジプトのピラミッド複合体の河岸神殿と葬祭殿を結ぶ通路,クノッソスの宮殿の迷路のような歩廊などはその好例である。…

※「歩廊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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