(読み)めい

精選版 日本国語大辞典 「盟」の意味・読み・例文・類語

めい【盟】

〘名〙 ちかいをたてること。また、そのちかい。同盟
太平記(14C後)二四「貴寺当山合盟専起先聖明王之叡願」 〔礼記曲礼・下〕

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デジタル大辞泉 「盟」の意味・読み・例文・類語

めい【盟】[漢字項目]

[音]メイ(漢) [訓]ちかう ちかい
学習漢字]6年
固い約束を交わす。互いに結ぶ約束。ちかい。「盟主盟邦盟約盟友加盟会盟結盟血盟同盟連盟
難読盟神探湯くかたち

めい【盟】

誓い。同盟。「を結ぶ」

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「盟」の意味・わかりやすい解説


めい

モンゴル行政区画名称モンゴル語でチグルカンもしくはアイマクという。清(しん)朝は内モンゴルを支配したのち、蘇木ソム)、旗(き)(ホシグ)の上にたつ盟を設け、それにより内モンゴルを六分した。また17世紀末に外モンゴル清朝に帰属すると、ここに四つの盟を置いた。現在では中国内モンゴル自治区にのみみられる行政区画で、県級市、県、旗の上にたつ行政組織として、三つの盟が設置されている(2017年時点)。

[森川哲雄 2018年1月19日]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「盟」の意味・わかりやすい解説


めい
meng; mêng

モンゴルの行政区画。清朝はモンゴル族統治のために軍事行政組織の単位としてをおいたが,さらに各旗を統合強化するため盟を設けた。内モンゴルの 49旗は6盟に,外モンゴルの 86旗は4盟に編成され,各盟には清朝の任免する盟長がおかれた。

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