内モンゴル自治区(読み)うちモンゴルじちく

百科事典マイペディア「内モンゴル自治区」の解説

内モンゴル自治区【うちモンゴルじちく】

中国北部,モンゴルと接する。モンゴル民族を中心とする自治区。中央部を陰山山脈が横切り,北部は草原ゴビ砂漠,南部は黄河が河套(かとう)平原の穀倉地帯を形成している。住民はモンゴル族のほか,漢族ダフール族エベンキ族,オロチョン族,回族満州族,朝鮮族などが居住するが,モンゴル族が全体の3分の1を占めている。1947年中国初の自治区として設置された。主都はフフホト(呼和浩特)市。北はモンゴル,ロシアと国境を接する。交通は鉄道が中心で,京包(北京〜パオトウ),包蘭(パオトウ〜蘭州),集二(集寧〜エレンホト),京通(北京〜通遼),通譲(通遼〜譲湖路),浜洲(ハルビン〜マンチュリー)などの鉄路が通じ,道路も自治区内各地に通じ,北京〜フフホト間には航空路も開設されている。産業は全体として牧畜業が主体だが,東北部の大興安嶺一帯(興安嶺)は林業が盛んで,森林資源は全国の6分の1を占める。また,石炭埋蔵量は山西省に次ぎ全国第2位。118万3000km2。2460万人(2014)。
→関連項目ウランフ(烏蘭夫)中華人民共和国モンゴル相撲レアアース

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精選版 日本国語大辞典「内モンゴル自治区」の解説

うちモンゴル‐じちく【内モンゴル自治区】

中国北部、モンゴル高原東部を占める省級の自治区。一九四七年成立。北はモンゴル国、南は万里長城に接し、西にゴビ砂漠があるが、大部分牧草に恵まれた草原で、農牧業が中心。区都はフフホト。内蒙古(ないもうこ)自治区。

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デジタル大辞泉「内モンゴル自治区」の解説

うちモンゴル‐じちく【内モンゴル自治区】

中国北部、モンゴル高原の南部を占める自治区。1947年成立。北はモンゴル国、南は万里の長城に接し、西にゴビ砂漠がある。区都はフフホト(呼和浩特)。大部分が草原で、農業・牧畜が行われる。人口2386万(2005)。内蒙古(ないもうこ)自治区。

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世界大百科事典 第2版「内モンゴル自治区」の解説

うちモンゴルじちく【内モンゴル自治区 Nèi Měng gǔ zì zhì qū】

中国北部の自治区。中国では内蒙古自治区と書く。北東南西~西にのび,東から南側は東北,華北,西北の諸省,西から北側はモンゴルやロシアと隣り合う。面積118万3000km2,人口2284万(1995),人口密度19人/km2。8盟,19市(うち県級市15),17県,49旗,3自治旗からなる(1994年末現在)。区都フフホト(呼和浩特)。住民は漢族(全人口の80~90%),モンゴル(10~15%)が主で,ほかに北東部にダフール(達斡爾),オロチョン(鄂倫春),エベンキ(鄂温克),東部に満州,中部に回族などの諸民族がみられる。

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