階上町(読み)はしかみまち

日本歴史地名大系 「階上町」の解説

階上町
はしかみまち

面積:九三・四〇平方キロ

三戸郡の東部、岩手県境に位置する。東は太平洋に面し、西は南郷なんごう村、北は八戸はちのへ市、南は岩手県九戸くのへ軽米かるまい町・種市たねいち町に接する。南端県境階上岳があり、その北麓に開けた丘陵地に所在する。東部を道仏どうぶつ川が東流し、西部を松館まつだて川とその支流鳥屋部とやべ川が北流する。北東を国道四五号(浜街道)が通り、西の南郷村境沿いを主要地方道八戸―大野線(久慈街道)が南北に縦断する。海岸部では沿岸漁業が振興しているが、町の大半が丘陵地であるため畑作酪農が産業の主体となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「階上町」の意味・わかりやすい解説

階上〔町〕
はしかみ

青森県南東端にある町。1980年町制。北は八戸市,南は岩手県に接し,東は太平洋に面している。ほとんどが山地で,米やタバコが栽培され,乳牛が飼育されている。岩手県との境に階上岳(740m)があり,町域の南部三陸復興国立公園に属する。海岸線に沿って JR八戸線が通り,町域東部を国道45号線が縦貫する。面積 94.00km2人口 1万3496(2020)。

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