《御府内備考》(読み)ごふないびこう

世界大百科事典(旧版)内の《御府内備考》の言及

【地誌】より

… 幕府官撰の地誌は後期に下り,大学頭林述斎の建議により,彼が総裁となって昌平坂学問所に地誌編修取調所を置き,地誌を収集して《編修地誌備用典籍解題》を作成し,間宮士信(ことのぶ)ら40人が武蔵国各郡を分担して1810年(文化7)起稿,28年(文政11)完成し,《新編武蔵風土記稿》として30年幕府に献上した。これから江戸府内をはずし別に《御府内風土記》を編纂したが焼失し,収集資料を整理して《御府内備考》として出版した。ついで《新編相模国風土記》編纂の命があり,41年(天保12)献呈した(《新編相模国風土記稿》)。…

※「《御府内備考》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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