デジタル大辞泉 「アネクドート」の意味・読み・例文・類語 アネクドート(anecdote) 逸話。秘話。[類語]逸話・裏話・秘話・楽屋話・内輪話・打ち明け話・内緒話・自慢話・逸聞・挿話・こぼれ話・余話・余聞・余録・エピソード 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「アネクドート」の意味・読み・例文・類語 アネクドート 〘 名詞 〙 ( [英語] anecdote ) ある話に関連はするが本筋には関係のない、あまり表立って語られないような、おもしろいかくされた話。奇談。逸話。[初出の実例]「可笑(をか)しいアネクドオト交りに舞踏の弊害を列べ立てて」(出典:百物語(1911)〈森鴎外〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「アネクドート」の意味・わかりやすい解説 アネクドートあねくどーとanecdote 逸話、小話。ギリシア語のアネクドトスanecdotos(公にしていない話)に由来し、著名人のごく身近な人にしか知られていない隠れた話で、簡潔でユーモアに富んでいるものが多い。アネクドートは当事者の性格を誇大化することもあれば、思いがけない人間性を暴露することもあって、いわば「ちょっといい話」だといえよう。ただしばしば違う人物について同じアネクドートが語られるように風説化する傾向がある。[船戸英夫] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例