アフリカ開発会議(読み)アフリカカイハツカイギ

デジタル大辞泉 「アフリカ開発会議」の意味・読み・例文・類語

アフリカ‐かいはつかいぎ〔‐カイハツクワイギ〕【アフリカ開発会議】

Tokyo International Conference on African Developmentアフリカ諸国の開発支援するために、日本が国際連合世界銀行などと共同で開催する国際会議。1993年にアフリカ諸国の国家元首を東京へ招いて第1回会議が催され、以降5年おきに首脳級会合が開かれている。アフリカ各国の経済成長の加速化、貧困撲滅世界経済への統合、平和の定着持続可能な開発のための環境とエネルギーに関する国際協力などが話し合われる。TICADティカッド

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共同通信ニュース用語解説 「アフリカ開発会議」の解説

アフリカ開発会議(TICAD)

日本政府が国連、世界銀行、アフリカ連合委員会などと共催し、開発や支援について議論する首脳級の国際会議。第1回の1993年から日本開催が続いたが、2016年にアフリカ初開催となるケニアで開かれた。中国も同様の会合を開いており、アフリカとの関係強化を巡る競争が激しくなっている。前回22年のチュニジアでのTICADでは、「量より質」を重視する日アフリカ協力の推進を柱に据えた「チュニス宣言」を採択した。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「アフリカ開発会議」の意味・わかりやすい解説

アフリカ開発会議
あふりかかいはつかいぎ

TICAD

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