アメニティー(その他表記)amenity

翻訳|amenity

デジタル大辞泉 「アメニティー」の意味・読み・例文・類語

アメニティー(amenity)

環境などの快適さ。特に都市計画で、建物風景などの快適性にいう。

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精選版 日本国語大辞典 「アメニティー」の意味・読み・例文・類語

アメニティー

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] amenity 「心地の良さ」の意 ) 場所、建物、気候、風景などの快適な状態のこと。主に都市計画用語として用いられていたが、近年は、単に環境の快適さといった意味で広く使われる。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アメニティー」の意味・わかりやすい解説

アメニティー
amenity

地域計画,都市計画の用語で,快適な生活環境を示す。元来イギリスの都市農村計画法に使われている用語で,産業革命により近代都市が出現する 19世紀に,計画の理念として用いられた。日本では 1967年,経済協力開発機構 OECD環境委員会が発表した「日本の環境政策」で,アメニティーの不足が指摘されて以来論議を呼び,環境問題の将来的指標に使われようとしている。イギリスにも確たる定義はないが,経済,社会の根幹となった都市に,生活面において快適さを充足できる状態を創設して,都市住民の福祉を向上し,健全な都市型社会の発展を求めようとするのが目的である。具体的には,住居およびその周辺環境の充足,歴史的街並みの保存,河川樹林などの都市景観への組込みその他,多様にわたる。

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