日本大百科全書(ニッポニカ) 「アラスカ半島」の意味・わかりやすい解説 アラスカ半島あらすかはんとうAlaska Peninsula 北アメリカ北西部、アメリカ合衆国のアラスカ州南西部に突出する狭長な半島。長さ約760キロメートル。東はアラスカ山脈、西はアリューシャン列島に接続し、これらをあわせてアラスカ・アリューシャン地域という地理的単位をなす。また半島と列島をあわせた一続きの山脈をアリューシャン山脈またはアリューシャン弧とよぶことがある。半島には列島とともに多くの火山やカルデラがあり、なかでも1912年の噴出で形成されたカトマイ火山(2047メートル)のカルデラは有名。氷食地形も多い。[鶴見英策] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アラスカ半島」の意味・わかりやすい解説 アラスカ半島アラスカはんとうAlaska Peninsula アメリカ合衆国,アラスカ州の南西部から南西方向に突出した細長い半島。全長 800km以上もあり,北太平洋とベーリング海のブリストル湾とを分けている。アリューシャン火山帯が半島全体に延び,その延長は火山列島であるアリューシャン列島となって,カムチャツカ半島東方のコマンドル島に及んでいる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報