改訂新版 世界大百科事典 「アンドリア」の意味・わかりやすい解説 アンドリアAndria イタリア南部,プーリア州バリ県の都市。人口8万3319(1981)。石灰岩質のムルジェ台地の端に位置し,現在はこの地域の農産物の集散地として重要な機能を持つ。ノルマン時代から町が栄え,旧市街には聖ドメニコ教会をはじめとする宗教建築が多く残存している。13世紀に南イタリア一帯を支配したフリードリヒ2世はこの地を好み,アンドリア南方18kmの所にその居城カステル・デル・モンテが残存している。執筆者:萩原 愛一 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アンドリア」の意味・わかりやすい解説 アンドリアAndria イタリア南東部,プーリア州バリ県の都市。バリの西北西約 50km,ムルジェ山地の斜面に位置する。歴史上に最初に現れるのは 11世紀ノルマン人の侵入のときであるが,前1世紀のギリシアの地理学者ストラボンがネチウムと呼んだ都市ともいわれる。市内にはローマ時代の遺跡や再建された 10世紀の聖堂のほか,ゴシック様式の聖ドメニコ修道院がある。ブドウ,オリーブ,アーモンドの栽培が盛ん。ワイン醸造,繊維工業なども行われる。人口8万 2556 (1991推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「アンドリア」の意味・わかりやすい解説 アンドリアあんどりあAndria イタリア南部、プーリア州バリ県の都市。人口9万1999(2001国勢調査速報値)。この地方の農産物(ぶどう酒、オリーブ油、アーモンド、穀物など)の集散地である。ビザンティン時代に宗教上の要地として発展した。その後、神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世の南イタリアでの拠点の一つとなる。ロマネスク式の大聖堂(12世紀)、サン・ドメニコ教会(14世紀)、サンタゴスティーノ教会など、美術的に興味深い教会がみられる。[堺 憲一] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
デジタル大辞泉プラス 「アンドリア」の解説 アンドリア アメリカのSFテレビドラマ・映画シリーズ「スタートレック」に登場するヒューマノイド型異星人種属。青色の肌と頭頂部にある触角状の2本の角が特徴。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報 Sponserd by