アーキビスト

共同通信ニュース用語解説 「アーキビスト」の解説

アーキビスト

歴史的な資料の収集や管理、普及を担う専門職。欧米では大学院に専門課程が置かれ、公的な資格制度もある。日本は1987年成立の公文書館法で「重要な公文書の調査研究を行う専門職員を置く」と規定したが公的資格は未整備だった。文書以外の画像や動画を含め、将来、歴史的な価値が生まれるかどうかを選別する能力が問われる。国立公文書館は必要な資質として、事実を隠そうとする圧力に屈しない高い倫理観や調査研究能力、豊富な実務経験を挙げる。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

図書館情報学用語辞典 第5版 「アーキビスト」の解説

アーキビスト

文書管理の専門家.公文書館や古文書館などの専門職員のほか,官公庁において公文書の管理と保管,あるいはその公開サービスにかかわる業務に従事する者や,企業などの文書管理担当者も含まれる.一般には,文書類の鑑定,評価,収集,整理,保管(分類,目録などの作業を含む),公開や提供(展示出版,あるいは管理している文書の内容に関する情報提供サービスなどを含む)などが主要な任務とされている.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む