イアンマキューアン（その他表記）Ian McEwan

現代外国人名録2016

イアン マキューアン
Ian McEwan

職業・肩書

作家

国籍

英国

生年月日

1948年6月21日

出生地

ハンプシャー州オルダーショット

本名

McEwan,Ian Russell

学歴

サセックス大学卒,イースト・アングリア大学大学院修士課程修了

受賞

サマセット・モーム賞〔1976年〕「最初の恋、最後の儀式」,ウィットブレッド賞〔1987年〕「時間のなかの子供」,ブッカー賞〔1998年〕「アムステルダム」,全米書評家協会賞〔2002年〕「贖罪」,W.H.スミス賞〔2002年〕「贖罪」,ジェームズ・テイト・ブラック記念賞〔2006年〕「土曜日」,エルサレム賞〔2011年〕

経歴

軍人の子として生まれ、シンガポール、北アフリカのトリポリなどで成育。16歳頃から詩を書き始める。1967年からサセックス大学で英文学を学び、イースト・アングリア大学大学院で修士号を得た頃から本格的に短編を書き始め、’75年第一短編集「最初の恋、最後の儀式」でデビュー、サマセット・モーム賞を受賞。’78年の第二短編集「ベッドのなかで」が性倒錯描写と前衛的な技法などで話題になり、一躍人気作家となる。’80年代前半はシナリオライターとして活躍し、傑作「耕人の昼食」(’85年)を執筆。’98年長編「アムステルダム」でブッカー賞を受賞。「贖罪」(2001年)は全米書評家協会賞など多数の賞を受けるなど世界的なベストセラーとなり、2007年には「つぐない」として映画化され、アカデミー賞作品賞にノミネートされた。他の著書に「セメント・ガーデン」(1978年)、「異邦人たちの慰め」(’81年)、「無垢」(’85年)、「時間のなかの子供」(’87年)、「イノセント」(’89年)、「黒い犬」(’92年)、「土曜日」(2005年)、「初夜」(2007年)、「ソーラー」(2010年)、「甘美なる作戦」(2012年)など。

出典　日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」