ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ウスユキバト」の意味・わかりやすい解説
ウスユキバト
Geopelia cuneata; diamond dove
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鳥綱ハト目ハト科の鳥。オーストラリアの森とサバナに普通にすみ、地上で草の種子を採食する。9月から翌年の1月にかけて小枝と草で巣をかけ、2卵を産む。全長約20センチメートル。頭部と下面は灰色、背は褐色、翼は灰褐色。尾羽の中央2枚は灰色、ほかは黒く、先端に白色部がある。肩羽から雨覆(あまおおい)にかけ、黒い縁のある白い円形の斑紋(はんもん)があり、それらの並んだようすが英名のダイヤモンド、和名の薄雪の由来となっている。ハトとしては最小で、クークーという鳴き声が愛らしく、ペットとして飼われることがある。
[竹下信雄]
ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...