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イギリス,イングランド南西部のデボンシャーの州都。地名は〈エクス河畔のローマ軍駐屯地〉の意。ラテン名はイスカ・ドゥムノニオルムIsca Dumnoniorum。人口10万6772(2001)。エクス河口に位置し,コーンウォール半島の商業,交通,観光の中心地をなす。周辺農業地帯の交易中心地でもあり,皮革,製紙,農業機械などの工業が発達する。もとはケルト系ドゥムノニイ族の拠点であったが,ローマ時代に町が建設され,フォス・ウェーと呼ばれるローマ道路もイングランド北部のリンカンまで通じていた。中世にも戦略的位置を重視され,ノルマン・コンクエスト前にすでに自治都市であったが,正式な勅許はヘンリー2世によって下された。16世紀後半に羊毛工業が導入されて発展,一時はリーズと肩を並べ,サージの取引市場も開かれた。また1559年の冒険商人組合の結成によって,アメリカ貿易の基地ともなった。市内には1050年の司教管区設置に伴って建立された大聖堂や,ウィリアム征服王が建設した城の一部,ギルドホールなどが残っているが,中世風建物の多くは,1942年のドイツ軍の空襲によって破壊された。
執筆者:長谷川 孝治
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イギリス、イングランド南西部、デボン県の県都。人口11万1078(2001)。コーンウォール半島南西部、エクス川河口から約15キロメートル上流にあり、港がある。戦略、交通上の要衝を占め、歴史上しばしば争乱に巻き込まれ、第二次世界大戦中はアメリカ海軍の補給基地になった。流通・サービス業が盛んな商業都市で、ほかに金属、皮革、農機具などの軽工業もあるが規模は小さい。ノルマンの城や大聖堂などの古い建築物も多い。エクセター大学は1955年設立。
[井内 昇]
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