オイペン(読み)おいぺん(その他表記)Eupen

デジタル大辞泉 「オイペン」の意味・読み・例文・類語

オイペン(Eupen)

ベルギー東部、リエージュ州都市ドイツとの国境近いもとはリンブルフ公領だったが、第一次大戦後にマルメディとともに、ベルギー領となった。ドイツ語公用語とする。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「オイペン」の意味・わかりやすい解説

オイペン
おいぺん
Eupen

ベルギー東部、リエージュ州のドイツ国境に近い工業都市。人口1万7606(2002)。ムーズ(マース)川の支流ベズドル川に臨む。第一次世界大戦後にドイツより割譲されたドイツ語圏で、1993年の連邦制移行に伴い発足したドイツ語共同体に、南のマルメディとともに属する。ドイツのアーヘン都市圏に入る。ベルギー最大のダムがあり、水力発電所がある。電気機械工業羊毛工業食品加工業が発達。オートファーニュ地方への観光、保養基地となっている。

[川上多美子]

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改訂新版 世界大百科事典 「オイペン」の意味・わかりやすい解説

オイペン
Eupen

ベルギー東部,リエージュ州の小都市。ドイツとの国境に位置する。人口1万5000(1978)。伝統的にリンブルク公領の一部だったが,1815年以降ドイツに属し,第1次大戦後ベルギー領となった。この国で少数の,ドイツ語を公用語とする自治体の一つ。18世紀以来,食品,繊維,金属などの工場が多い。南に位置するファーニュ高原の探勝出発点であり,また,謝肉祭行事も有名である。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オイペン」の意味・わかりやすい解説

オイペン
Eupen

ドイツとの国境に近いベルギー東部の小工業都市。 1919年住民投票によりドイツからベルギー領に編入された。

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