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おしら信仰 おしらしんこう

百科事典マイペディアの解説

おしら信仰【おしらしんこう】

東北地方における家の神の信仰。約1尺の一対の棒に男,女,家畜などを描いた頭をつけ,オセンダクと称する布片を幾重にも着せる。いたこがこれを手に取って祭文を語るのをオシラサマアソバセという。棒は桑の木が多く,〈おしら〉とは蚕のこと。関東,中部地方ではの神で,桑の枝を持った女神の掛軸を祭る。

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世界大百科事典 第2版の解説

おしらしんこう【おしら信仰】

東北地方に分布する家の神(屋内神)の信仰。桑の木などの木の先に,男女2体の顔や馬などの顔を彫刻または墨がきしたものにオセンダクと称する衣装を包頭形もしくは貫頭形に着せて,家の中の神棚の祠に納めまつったものをオシラ様もしくはオシラボトケという。福島県のオシンメイ様や岩手・山形両県にみられるオクナイ様も同系統の神であろう。村の草分け的な旧家にまつられていることが多いが,イタコなどの宗教者が所有していることもある。

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