かたきし(読み)カタキシ

大辞林 第三版の解説

(下に打ち消しの語を伴って)少しも。まったく。 ほれた証拠をいつ見しよと、思や-忘られぬ/洒落本・通言総籬

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

〘副〙 (下に否定表現、または否定的な意味を含むことばを伴う) (ある状態に片寄りきって)まったく。まるっきり。かたっきし。からきり。
※洒落本・通言総籬(1787)一「ほれたしゃうこをいつ見しょと思やかたきし忘られぬ」
[補注]動詞「かたきる(片切)」の連用形を副詞化した「かたきり」、あるいは「片」に、限る意の助詞「きり」の付いた「かたきり」などの語形が考えられるが、それらの変化したものか。

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