ガガブタ(読み)ががぶた

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ガガブタ」の意味・わかりやすい解説

ガガブタ
ががぶた
[学] Nymphoides indica (L.) Kuntze

ミツガシワ科(APG分類:ミツガシワ科)の多年生水草。葉は水面に浮かび、円心形または卵状円形で基部は深く2裂し、表面は光沢がある。葉柄は茎と同じ形で接続し、その境がはっきりしない。根はひげ状で、茎は細長い。6~9月、花序は葉柄の付け根に束になってつき、白色の花を水面に1個ずつ開く。花冠は深く5裂し、裂片の内面に毛がある。果実は長楕円(ちょうだえん)形で、下方に萼(がく)の残骸(ざんがい)をつける。低地の池沼に生え、本州、四国、九州、朝鮮、中国、東南アジア、アフリカの亜熱帯から熱帯に広く分布する。

[高橋秀男 2021年11月17日]

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百科事典マイペディア 「ガガブタ」の意味・わかりやすい解説

ガガブタ

ミツガシワ科の多年生水草。本州〜九州,東アジア〜オーストラリアに分布し,湖沼やため池などに生える。地中にひげ根があり,浮葉はまるく,水面に浮かぶ。夏,葉柄の基部に多数の花柄を生じ,白花を開く。花冠は径約1.5cm,5裂し,裂片の縁は糸状になる。種子には毛がない。アサザに似るが花の色が異なる。

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小学館の図鑑NEO[新版]植物 「ガガブタ」の解説

ガガブタ
学名:Nymphoides indica

種名 / ガガブタ
科名 / ミツガシワ科
解説 / 葉のさけ目から、毛がある、まん中が黄色の白い花がとび出ます。
生活のし方 / 多年草
葉の長さや直径 / 長さ7~20cm
花の時期 / 7~9月
育つ地域や原産地 / 本州~九州
育つ場所 / 湖沼

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世界大百科事典(旧版)内のガガブタの言及

【アサザ】より

…若葉は食用とされる。近縁種に,アサザより小さい白い花をつけるガガブタN.indica O.Kuntze,さらに葉も花も小型のヒメシロアサザN.coreana Haraがある。【豊国 秀夫】。…

※「ガガブタ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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