がらんどう(読み)ガランドウ

デジタル大辞泉 「がらんどう」の意味・読み・例文・類語

がらん‐どう

[名・形動]中に何もなくて広々していること。また、そのさま。「がらんどうな(の)部屋
[類語]空っぽ空ろ空間スペース空き中天空洞空虚がら空きうろ虚空もぬけの殻

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「がらんどう」の意味・読み・例文・類語

がらん‐どう

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 家や部屋、器などの中に何もないこと。また、そのさま。がらんとして広いこと。からんど。
    1. [初出の実例]「師父の遺物(ゆづり)檀那布施も遣ひ果せし伽藍堂(ガランダウ)」(出典読本・頼豪阿闍梨怪鼠伝(1808)八)
    2. 「深夜のがらんどうなアトリエの」(出典:智恵子抄(1941)〈高村光太郎〉荒涼たる帰宅)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

デジタル大辞泉プラス 「がらんどう」の解説

がらんどう

大谷朝子の小説。2022年発表。「空洞を抱く」を改題。第46回すばる文学賞受賞。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android