ガルベストン(その他表記)Galveston

デジタル大辞泉 「ガルベストン」の意味・読み・例文・類語

ガルベストン(Galveston)

米国テキサス州南東部の都市メキシコ湾に通じるガルベストン湾にあるガルベストン島に位置し、ヒューストン外港として発展。19世紀の古い街並みが残る。テーマパーク遊園地などがあり、観光客が多く訪れる。

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精選版 日本国語大辞典 「ガルベストン」の意味・読み・例文・類語

ガルベストン

  1. ( Galveston ) アメリカ合衆国南部、メキシコ湾に面する港湾都市綿花の主要輸出港

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改訂新版 世界大百科事典 「ガルベストン」の意味・わかりやすい解説

ガルベストン
Galveston

アメリカ合衆国テキサス州南東部の港湾都市。人口5万9000(1990)。ガルベストン湾の入口にあるガルベストン島に位置する。ガルベストン湾からヒューストンに運河が通じており,重要な輸出入港である。綿花,硫黄,米,小麦粉,原油などが主要輸出品。石油精製造船業が主要製造業である。1830年代に集落が建設され,50年ころから綿花の輸出港として発展した。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ガルベストン」の意味・わかりやすい解説

ガルベストン
Galveston

アメリカ合衆国,テキサス州南部の都市。ヒューストンの南東約 80km,沿岸砂州が発達してできたガルベストン島にあり,メキシコ湾にのぞむ重要な港町として発達。町の起源は 19世紀初頭。主要輸出品は綿花,穀物,硫黄。輸入品は砂糖,茶,バナナ。 19世紀末期以降,ヒューストン港の登場と 1900年9月に襲来したハリケーンによる破壊のために,その地位が低下した。海運,石油精製,食品加工,観光が主産業。テキサス大学の医学部と看護学部の所在地。人口5万 9070 (1990) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ガルベストン」の意味・わかりやすい解説

ガルベストン
がるべすとん
Galveston

アメリカ合衆国、テキサス州南東部の港湾都市。人口5万7247(2000)。ガルベストン湾の入口にあるガルベストン島北東部に位置する。高速道路、運河がヒューストンに通じており、重要な輸出入港である。港には穀物エレベーターなどの大規模な港湾施設があり、綿花、硫黄(いおう)、米、小麦が主要輸出品としてあげられる。1830年代に集落が建設され、50年ごろから綿花の輸出港として発展した。

[菅野峰明]

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百科事典マイペディア 「ガルベストン」の意味・わかりやすい解説

ガルベストン

米国,テキサス州南東部の港湾都市。同名湾に臨み観光保養地でもある。メキシコ湾岸の沿岸砂州上に位置。かつてヒューストンの外港として綿花の大輸出港であったが,現在綿花輸出の中心はヒューストン港に移り,硫黄の輸出港として重要となっている。5万7000人(2005)。

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