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きけわだつみのこえ キケワダツミノコエ

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デジタル大辞泉の解説

きけわだつみのこえ〔きけわだつみのこゑ〕

第二次大戦中の戦没学生75名の遺稿集。昭和24年(1949)刊。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

きけわだつみのこえ

太平洋戦争の戦没学生の手記をまとめた遺稿集で、初版は1949年。推定販売部数は200万部を超える。47年に刊行された東大戦没学生の手記集「はるかなる山河に」をもとに中村さんら編集メンバーが全国の学生の手記を加えた。版を重ねるごとに国民各層に共感の輪を広げた。

(2012-01-24 朝日新聞 朝刊 山梨全県 1地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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大辞林 第三版の解説

きけわだつみのこえ

第二次大戦の出陣学徒兵七五名の遺稿集。副題「日本戦没学生の手記」。1949年(昭和24)刊。全国の大学・高等専門学校から募集した日記・手記・書簡などを収めたもの。
映画。関川秀雄監督。1950年(昭和25)封切。舞台を戦争末期のビルマ戦線にとって、戦没学生たちの手記に秘められた訴えを物語る。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

きけわだつみのこえ
きけわだつみのこえ

第二次世界大戦の戦没学生75名の遺稿集。1949年(昭和24)10月、日本戦没学生手記編集委員会編で、東京大学協同組合出版部刊行。全国の各大学、高等専門学校から公募したもので、ここにつづられた戦争の苦しみ、青年学徒の若い人間的な悲痛の声は全国民の心を深くとらえて、ロングセラーとなった。「わだつみの悲劇を繰り返すな」は若い世代の平和を願う合いことばとなり、おりからの朝鮮戦争を背景に日本戦没学生記念会(通称わだつみ会)が生まれた。映画化(1950、関川秀雄監督)の反響も大きく、諸外国への翻訳紹介も進み、59年同記念会の手で新版と第2集が刊行された。1943年(昭和18)12月の「学徒出陣」の痛恨と平和の誓いを新たにする「不戦の集い」も本書を中心に同会が運動を推進してきた。以来、戦争体験の悲惨を若い世代に正しく伝えようとするこの種の運動と出版は広くさまざまな形で行われるようになり、本書はその原点ともいえるものである。[山下 肇]
『『きけわだつみのこえ』(光文社・カッパブックス/岩波文庫)』

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