キリマンジャロ

デジタル大辞泉 「キリマンジャロ」の意味・読み・例文・類語

キリマンジャロ(Kilimanjaro)

タンザニア北東部にある火山大地溝帯に沿い、ケニアとの国境に近い。アフリカ大陸の最高峰。標高5892メートル。赤道付近に位置するが、氷河・万年雪がある。南西の麓ではコーヒーバナナ栽培。周辺一帯キリマンジャロ国立公園に指定されている。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「キリマンジャロ」の意味・読み・例文・類語

キリマンジャロ

  1. ( Kilimanjaro ) アフリカ大陸の中東部、タンザニアの北部にある火山。標高五八九五メートル。アフリカ大陸の最高峰で、赤道付近に位置するが、頂上は万年雪におおわれている。南西の麓ではコーヒーやバナナを栽培する。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「キリマンジャロ」の意味・わかりやすい解説

キリマンジャロ[山]【キリマンジャロ】

東アフリカ,タンザニアの北東部,ケニア国境近くにある火山。アフリカの最高峰。主峰キボは5892m。1889年ドイツのH.マイヤーが初登頂。赤道付近にあるが,山頂部は万年雪におおわれ,裾野が長く,雄大な景観を呈している。付近ではチャガ人などによってコーヒー,バナナの栽培が行われるほか,サバンナ地帯にはマサイ人が牛牧を営む。一帯は国立公園とされ,1987年世界自然遺産に登録。
→関連項目アフリカ植村直己キリマンジャロ国立公園タンザニア

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

飲み物がわかる辞典 「キリマンジャロ」の解説

キリマンジャロ【Kilimanjaro】


コーヒーの銘柄一つで、タンザニア北東部にある、アフリカ大陸の最高峰キリマンジャロの山麓地方に産するもの。強い酸味と甘い香りがある。◇「レギュラーコーヒー及びインスタントコーヒー表示に関する公正競争規約」ではタンザニア産アラビカコーヒー豆と規定されている。

出典 講談社飲み物がわかる辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のキリマンジャロの言及

【コーヒー】より

…エチオピアのハラリも香味にすぐれたモカの一種とされる。アフリカではほかにも良質のものの産出が多いが,とくにタンザニアのキリマンジャロが知られている。また,マダガスカル東方のレユニオン島のブルボンも有名で,ブラジルコーヒーの中でモカ型の味をもつブルボン・サントスはこの系譜をひくものである。…

※「キリマンジャロ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

配属ガチャ

入社後に配属される勤務地や部署が運次第で当たり外れがあるという状況を、開けてみなければ中身が分からないカプセル玩具やソーシャルゲームで課金アイテムを購入する際のくじに例えた言葉。企業のネガティブな制...

配属ガチャの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android