クリアランス制度

共同通信ニュース用語解説 「クリアランス制度」の解説

クリアランス制度

原発運転廃炉によって出るコンクリート金属廃棄物には、放射性物質濃度が極めて低く、健康への影響がほとんど無視できるものがある。これらを国の認可や確認を経て、一般の産業廃棄物と同様に再利用や処分ができるようにした制度だ。認可の基準は廃棄物から受ける被ばく線量が年間0・01ミリシーベルト以下。日本原子力発電東海原発(茨城県)の廃材が認可されたが、再利用は原子力関連施設のブロックベンチなどにとどまっている。

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