クリティカルマス(その他表記)critical mass

翻訳|critical mass

デジタル大辞泉 「クリティカルマス」の意味・読み・例文・類語

クリティカル‐マス(critical mass)

《「ある状態になるのに十分な数量」の意》
核燃料臨界質量のこと。
新しい商品やサービスが普及する過程で、その値を超えると急速に普及が進むとされる普及率イノベーター理論で、イノベーターアーリーアダプターに行き渡った16パーセントが目安
望んだ結果や効果を得るため、最低限必要な量。とくに広告において、消費者に認知されるために必要な出広量。
少数派だったグループが大きくなり、その集団の中で存在を無視できない人数になる分岐点
自転車利用の促進をめざす市民運動の一。都市部を集団で走行するもので、1992年に米国サンフランシスコで始まった。

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共同通信ニュース用語解説 「クリティカルマス」の解説

クリティカルマス

変化をもたらすために最低限必要な量、数のこと。組織の中で少数派の割合が3割になると、組織の文化に影響するとされ、少数派が性別などの属性ではなく個人として評価されるのに最低限必要な割合とも言われる。政府は2020年に閣議決定した第5次男女共同参画基本計画で「指導的地位に占める女性の割合が20年代の可能な限り早期に30%程度になるよう目指す」との目標を掲げた。

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