ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「クレープス」の意味・わかりやすい解説
クレープス
Klebs, Theodor Albrecht Edwin
[没]1913.10.23. ベルン
ドイツの細菌学者,病理学者。細菌感染の研究で知られる。 1861年,ベルリンの病理学研究所で R.ウィルヒョーの助手となり,ベルン,ウュルツブルク,プラハ,チューリヒの各大学教授を経てアメリカに渡り,96年シカゴのラッシュ医科大学教授をつとめ,1900年帰国した。 1873年,汚染したミルクを与えてウシに結核を起させることに成功,78年,サルを梅毒にかからせることに成功した。 83年にはジフテリア菌を発見した。
クレープス
Krebs, Johann Ludwig
[没]1780.1.1. アルテンブルク
ドイツのオルガン奏者,作曲家。 1726~35年バッハのもとに学び,ツウィッカウ,ツァイツ,アルテンブルクのオルガン奏者をつとめた。バッハの作風を継いだオルガン曲のほか,フルート・ソナタ,宗教曲などがある。
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