クロス・ファンクショナル・チーム(読み)クロスファンクショナルチーム

人材マネジメント用語集 の解説

クロス・ファンクショナル・チーム

・Cross Functional Team
既存の企業内の組織にとらわれることなく、随時、組織横断的に編成されるプロジェクトチームタスクフォースのことを言う。
・集中的に組織横断的な問題・課題の解決を図る場合や新規ビジネス開発などに用いられるケースが多い。
部門職位に関わらず、場合によっては他社からも人員を集めて構成されるため、既存概念にとらわれない、組織全体の問題点を解決する等の取り組みに効果があるとされている。一方で、チームをコントロールする場合には非常にマネジメント力が求められるため、優秀なプロジェクトマネジャーの参画経営のコミットした関与が必要になる取り組みでもある。
近年、非常に注目されている業務の取り組み形態である。

出典 (株)アクティブアンドカンパニー人材マネジメント用語集について 情報

人事労務用語辞典 の解説

クロスファンクショナルチーム

クロスファンクショナルチーム(Cross Functional Team、以下CFT)とは、全社的な経営課題を解決するために、部署役職にとらわれず、場合によっては社外からも必要な人材を集めて構成されるチームのこと。通常は一時的なプロジェクト形式で編成されますが、正式部署として定常的に設置される場合もあります。部門横断的な協働や専門知識の共有が促されるため、セクショナリズムの弊害で硬直してしまった組織の経営・業務改革や、体制刷新に効果があるといわれます。
(2010/8/2掲載)

出典 『日本の人事部』人事労務用語辞典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android