グレーボー(読み)ぐれーぼー(その他表記)Amadeus William Grabau

最新 地学事典 「グレーボー」の解説

グレーボー

Grabau, Amadeus William

1870.1.9.~1946.3.20 米国 マサチューセッツ工科大学ハーバード大学に学び,トロイのレンセラー工科学校,コロンビア大学教授を歴任,1919年北京大学古生物学教授となり中国地質調査所主任を兼ねる。主として中国の古生層の層序・古生物を研究。「Palaeozoic formation in the light of the pulsation theory」(1936)で大規模な海進・海退の世界的同時性を考え,その反復を水準面の脈動で説明,脈動説として注目された。主著論文に『Principles of stratigraphy』(1913),『Stratigraphy of China』(1923),『Migration of geosyncline』(1924)がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「グレーボー」の意味・わかりやすい解説

グレーボー
ぐれーぼー
Amadeus William Grabau
(1870―1946)

アメリカの地質学者。マサチューセッツ工科大学の教員からコロンビア大学の教授を経て、50歳のとき(1919)に中国にわたり、以後、北京(ペキン)国立大学教授および中国地質調査所の主任古生物学者として、中国における地質学、古生物学の指導者、研究者として活躍し、北京で死亡。世界各地の中生界、古生界の研究から、海進・海退が世界的に同時におこっていると考え、それをもとに地球が長い周期で脈動を繰り返し海面が変動しているとする脈動説を唱えた。多くの研究論文、著書があるが、なかでも『北米示準化石』(1909~1910)、『層序学原理』(1913)、『中国の層序』(1924~1925)などの大著は、その後の地質学の発展に大きな影響を与えた。

[鎮西清高]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「グレーボー」の意味・わかりやすい解説

グレーボー
Grabau, Amadeus William

[生]1870.1.9. ウィスコンシン,シダーバー
[没]1946.3.20. 北京
アメリカの古生物学者,地質学者。マサチューセッツ工科大学,ハーバード大学に学んだのち,マサチューセッツ工科大学,レンセラー工科大学に勤めた。コロンビア大学教授 (1901) を経て,北京大学古生物学教授 (19) ,および中国地質調査局古生物学部主任。中国の古生代地層,古生物を研究し,脈動説提唱。著書『地向斜の移動』 Migration of Geosynclines (24) ,『脈動説』 Rhythm of the Ages (40) 。

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367日誕生日大事典 「グレーボー」の解説

グレーボー

生年月日:1870年1月9日
アメリカの地質学者
1946年没

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