ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ケイ皮酸」の意味・わかりやすい解説
ケイ皮酸
ケイひさん
cinnamic acid
C6H5CH=CHCOOH
蘇合香中には遊離酸およびエステルとして,またトルーバルサムやペルーバルサム中にはベンジルエステルとして存在する。シス形およびトランス形があるが,天然のものはトランス形。融点 133℃。そのエステルは化粧品,石鹸などの香料となる。
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