けちが付く(読み)ケチガツク

デジタル大辞泉 「けちが付く」の意味・読み・例文・類語

けちが・く

縁起の悪いことが起こる。また、よくないことが起こったために物事がうまくいかなくなる。「スタートから―・いた」
[類語]挫折頓挫蹉跌立ち往生行き詰まる壁に突き当たる暗礁に乗り上げる行き悩むお先真っ暗前途多難前途遼遠八方塞がり絶体絶命剣が峰九死危機一髪袋の鼠抜き差しならないのっぴきならないにっちもさっちも進退維谷これきわまる動きが取れない切羽詰まる

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精選版 日本国語大辞典 「けちが付く」の意味・読み・例文・類語

けち が 付(つ)

  1. 縁起の悪いことが起こる。よくないことが起こったために物事がうまく進まなくなる。
    1. [初出の実例]「マアきき給へ。モウどふしたか女郎買にけちが附いた」(出典:洒落本・南江駅話(1770))

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